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ヴィーガンの人もそうじゃない人も。"VENUTS”、noteはじめます。

VENUTSとは?

はじめまして。VENUTSです。
東京都世田谷区用賀で、植物由来原料100%で作られたVEGANのノンフライドーナツを営んでいます。少しずつ私たちのことを知ってくださる方も増えてきてとても嬉しく感じています。

「なぜ、ヴィーガンのドーナツを作っているの?」
「デザインが素敵な理由は?」
「ペットと一緒にカフェに入れるようにしているのはなんで?」

とても嬉しいことに、店舗ではお客様からいろんなご質問をいただきます。その質問の回答全てに何時間も掛けられるくらい、私たちには熱い思いがあるのですが、なかなかゆっくり腰を据えてお伝えしきれない。
また、私たちはEC販売や卸販売も展開しており、遠方にもお客様がたくさんいらっしゃいます。いますぐ駆けつけて直接思いを伝えたくても伝えられない。
そんなもどかしさを感じていました。

そこで、より多くの人にVENUTSにこめた思いや、商品やデザイン作りの背景をお伝えして、もっともっとVENUTSを好きになってもらえるよう、noteをはじめることにしました。

私たちのペースでゆっくりのんびり更新していこうと思うので、皆さんも皆さんのペースで覗きにきてください!

そもそもVENUTSって?

元々は、原宿のVEGAN美容室「Whyte」の隣にある小さなカフェスペースで生まれました。

色とりどりで可愛らしく、しっとりと濃厚な食感のドーナツは、VEGANに関係なく、多くの方々に美味しく楽しんでいただいています。実際、VEGANではないお客様も多く、VEGANと知らずに食べている方もいたほど。

VEGANは自然や生き物たちに優しい選択。また、自分の身体にも優しい選択でもあります。

「VEGANは美味しくない」「VEGANは意識高い人向け」
そんな固定概念を少しでも払拭し、身近に感じてもらえればという思いで今も販売を続けています。

また昨年2023年、"VENUTS"のブランドが独立し、新たに株式会社UMUとして活動を始め、用賀を拠点にVENUTSの店舗として運営することになりました。ブランドとしての思いはそのまま。さらに多くの方にVENUTSを届けられるよう、メンバー一丸となって日々ドーナツを作っています。

VENUTSのMVV

独立にあたり、メンバー一同で、ブランドのMVV(Mission
 Vision Value 以下略)を設定しました。
会社のMVVを設定することはよくありますが、私たちのような食品を扱う企業が、ブランドそのもののMVVを設定するのは珍しいかもしれません。
しかし、よりブランドとしての意識を明確にした上で世に届ける上には、必要なプロセスだと思い、設定することにしました。

Mission: このブランドは社会の中でどんな存在でいるのか?何を果たすのか?
Vision: それを続けた先にある、私たちが理想とする世界は?
Value: そのために、VENUTSが具体的に何を提供するのか?

たくさんの議論を重ね、ようやくVENUTSのMVVが決定しました。私たちにとってこのMVVはブランドの「柱」となる大切な大切な考え方。策定以降、商品作りはもちろん、デザインや店舗づくり全てにおいて、このMVVをベースに意思決定をしています。

Mission「やさしさの輪を広げる」

  • VENUTSは、美味しく食べられるだけでなく、周りの人々や動物たち、そしてそれを支える環境への思いやりを込めて作られています。おいしくて、少し温かい気持ちになれるドーナツを通して、やさしさの輪を広げていきます。

Vision「すべてのいきものたちにとって、優しい世界に。」「Animals can sleep peacefully」

  • やさしさの輪が広がった先には、人も動物もすべての生き物たちにとって、今より平和で安心して眠れる世界が広がっていく。そんな壮大な野望を、穴の空いた小さな輪っかの形のドーナツから始めます。

Value「誰もがおいしいを共有できるスイーツ」

  • VENUTSは、VEGANの人もそうでない人も、誰もが一緒においしいを共有できる新しいスイーツ。VEGANだけでなく、アレルギーや宗教上の理由で食べられない人も、グルテンフリーの人も、誰もが食べられる“おいしい”を提供します。

MVVは本当に悩みながら作りました。言葉一つで読んだ人の印象は大きく変わるもの。何度も読み返し、議論を重ねました。
環境にまつわる問題の打ち手は複雑で、「地球や環境のために」という思いは同じでも、アプローチの方法で意見が食い違うこともあります。
また、「環境への配慮」というだけで固い印象を与えてしまうこともあります。

私たちの地球や環境の思いはそのまま、より多くの人がいい意味で手軽にVENUTSという選択が取れるよう、MVVもそのバランスを意識して作りました。

そもそも「VEGAN」という選択自体が本当に「すべてのいきものたちにとってやさしい世界」をつくることにつながるかどうかも、改めて調査し吟味しました。
その上での私たちの結論は、VEGANが正しくて、そのほかが正しくないというわけではないということ。

ただ、一人でも多くの人に「VEGAN」を身近に感じてもらえたら。
少しずつ、やさしい変化が生まれるのではないかと信じて、これからもVEGANにこだわった商品作りをしていこうと決意をしました。

ヴィーガンの人もそうじゃない人も。

私たちVENUTSは、これからも無理なくポジティブに選んでもらえる選択肢を提供していきたいと考えています。
このnoteではそんな私たちの軌跡を伝えられればと思っているので、どうかあたたかく見守ってください。

お問い合わせ先
株式会社UMU
住所:東京都世田谷区用賀3丁目15−18
メール:contact@umu-inc.co.jp
HP:https://www.umu-inc.co.jp/
Instagram:@venuts_official

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