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【イベントレポートVol.2】面白い地方企業が盛沢山!地方だからできる事業とは

地方のベンチャー企業や中小企業で経営者の右腕として二年間の就業経験を積むVFJ。
そんなVFJで挑戦できる企業はどれも、将来起業をしたい・社会を変えたいと考えている人には最高な環境となり得る革新的な取り組みをしている企業です。

VFJが開催しているオンラインイベント「業界を変え得る地方企業特集」ではその中から一部の企業を抜粋し、ユニークな取り組みや、経営者の方々の魅力を余す所なく紹介しています。

今回で二回目の開催となる「業界を変え得る地方企業特集」。
開催期間の三日間で、新たな取り組みを続けている魅力的な企業を合計10社紹介しました!

本イベントレポートでは、実際にイベントに参加したインターン生が内容の一部をお届けします!


Day1 

Day1で紹介された企業は下記の3つ

一社目は「丸神商事株式会社」さん。
持続可能なまちづくりの実現に向けて事業を構築しており、今回の求人では廃棄物の利活用をITで加速させる、「環境DX」の事業を担う人材の募集を行っています。担当する事業では、廃棄物の情報登録からその情報を分析するためのデータベース機能の構築や、リサイクル提携先との情報提供・リサイクル活動の広報等が求められています。

また、世界で活躍する人材を排出するというビジョンを掲げ、経営者みずから今も学び続け、社内で教育研修プログラムや人材育成に一層力を入れています。

廃棄物リサイクルという切り口からさらに広げ、環境問題・社会課題にも積極的に取り組むことで、社会に変化を与えていきたいと考える人にもオススメの求人です!

2社目は「株式会社カネダイ」さん。
宮城県の気仙沼に拠点を置き、主に水産業に取り組んでいる企業です。かにやえびを中心とした水産加工品の販売を行っており、「戦略人事」というとても重要なポジションをVFJでは募集しています。

実は、ごく最近までカネダイさんには人事部が無かったそうです。2023年から新人研修や管理職研修に取り組み始めたものの、経営人事戦略に基づいた制度の構築にはまだまだ到達していない状態のため、社内における人事課題の洗い出し、解決策の企画実行、そして教育制度の確立まで取り組むことができる募集内容となっています。

人事職であるだけでなく、その中の上位ポジションである戦略人事として、会社全体の人事戦略を、課題の発見から戦略立案まで主体的に取り組めるという、通常では挑戦できない重要な役割に一年目から飛び込むことのできるポジションになっており、初年度からリーダーシップを発揮し積極的に成長していきたい人にはオススメのポジションです!

三社目は「株式会社スポーツX」さんです。スポーツXさんは主にスポーツクラブの経営を行っており、国内に留まらずガーナやミャンマーと言った海外にも手を伸ばしています。
スポーツXの中でユニークな取り組みの一つは、選手を社員として採用し「社員プレーヤー」の制度です。定期的に様々な方とお会いして話しをすることで顔を覚えてもらい、それによって試合に見に行こうと思う人が増えていくという考えの施策です。
「会いに行ける」をコンセプトに、スポーツ界のAKB48的な存在になり、ファンを増やされています。
スポーツXの魅力は何といってもスポーツ事業に取り組めること。特にクラブチームの経営は中々携わる事のできないポジションなので、スポーツが好きな方や希少な経験を積み成長したい人にオススメです!


Day2

Day2で紹介された企業は下記の3つ

一社目は「ドットNoahホールディングス」さん。社長の松村さんが電気工事業界の体質を変え、「誰もが働きたくなる電気工事会社」をつくるために日々奔走しています。業界全体を革新するために、M&Aを積極的に行っているため、今となっては10社のグループ会社になり、従来の業界文化にはなかった福利厚生の充実や週休2日制等を設け、業界の体質に変化をもたらしました。
そんなチャレンジングなドットNoahホールディングス株式会社さんで募集しているポジションはグループ会社の社長、もしくは新規事業の責任者。
具体的には、電気工事業界で多く残っているアナログな作業にメスを入れ、どんどん効率化していくことです。
また1人の責任者に対して、メンバーは10人までという組織体制にこだわっており、組織文化の押し付け等もなく1人1人が大事にされている部分が特徴的です!

二社目は「オーエーセンター株式会社」さん。ここは、工業都市である北九州市の新たなお土産の定番である「ネジチョコ」が有名な会社です。

ここでは、社長室の新規事業担当を募集をしています。ポイントはなんといっても圧倒的なゼロイチです。過去の事例では、廃棄トマトの処分に困った菜園からの依頼で、廃棄トマトを使ったサブレを考案し、制作から販売までを行いました。このような様々な新規事業を手掛ける上で仲間を募集しています。
柔軟な発想と行動力を活かして次々にゼロイチを経験し、力を付けたい人にはオススメです!

三社目は「株式会社アラト」さんです。老舗の運送業者ですが、現在の社長である赤塚さんが社長に就任されてからは新規事業にも取り組み始めました。主な新規事業としては、トラックの壁面広告の作成に取り組んでいます。これまで、電車やバスなどの広告は存在していたものの、トラックの壁面広告はまだまだマイナーなため、これを広める事で既存事業にも回していく事を見据えています。
株式会社アラトさんの募集は一風変わったもので、最初に赤塚さんと一緒にトラックの壁面広告事業に携わった後、海外新規事業に取り組むと言った内容です。
ヨーロッパのキッチンカー事業に取り組み、成果が出れば現地での雇用等、日本に留まらず世界を舞台に事業に取り組むことができます。

日本に留まらず、世界を相手に挑戦していきたいという人には必見の求人です!

Day3

Day3で紹介された企業は下記の3つ

この日は特に「経営者」に焦点を当て、企業紹介を行いました。

一社目は株式会社深松組さん。東日本大震災から荒浜・藤塚を再創造したのが、株式会社深松組の社長である深松努さんです。深松組さんは建設業の会社で、社長の深松努さんが、震災時に瓦礫回収を積極的に行い、街の復興・復旧の指揮に最前線で取り組みました。アクアイグニスを中心に、場所や出来事を作り、そこから建設業を盛り上げていくという事を意識的に行っており、初年度から100万人が訪れる場所がうまれています。
地域と建設業を自分たちが担っていくんだという想いを持ち、今日も取り組まれています。

▼アクアイグニスとは?▼


二社目はハミングバード・インターナショナルさん。主に飲食店の経営を行っており、現在は28店舗経営しています。社長の青木さんは実は苦労人です。
20代前半の頃、アメリカ留学中に父親から経営危機の話を聞き、急遽日本へ帰国。
その後、コロナ渦で打撃を受けた仙台の飲食店全体を助けるべく、「愛する店ドットコム仙台」というプロジェクトを行い、見事成功。飲食店はみんな仲間という意志の下、自社に限らず仙台全体を盛り上げていくためにこのような取り組みを行っています。飲食店の経営に限らず、仙台市内の他の飲食業者を支援するコンサルティング的な役割も担っています。

▼愛する店ドットコム仙台とは?▼


三社目は株式会社K-SOCKETさん。社長の橋浦さんは、20代はエコノミストとして活躍し、その後印刷業を営んでいる奥様の家業を継承。紙一辺倒だった事業をこのままでは潰れると判断し、事業改革を実施。自身がITに強いこともあり、デジタル領域を開拓し、一般的な印刷業では行われていない取り組みを数々実施し改革を施しました。
コロナ渦では同業を二社買収し、売り上げを二倍に伸ばすなど、ロジックに基づいた経営が特徴的な社長さんです。現在は今まで培ったITの技術と知見を活かし、「まちテック」と呼ばれる仙台市街全体を巻き込んだまちづくり事業の先導者として取り組んでいます。


今後のイベント情報

いかかでしたでしょうか?この「業界を変え得る地方企業特集」では。このような地方・地域に愛着を持ち、熱い経営者の下、業界を変え得る新しい挑戦をし続けている企業を多数紹介しております。

今回紹介した内容は本編のごく一部になるので、是非もっと詳しい取り組みの内容を知りたい!という人や経営者について詳しく話を聞いてみたい!という人は次回のイベントにご参加ください!

▼イベント情報はこちらから▼