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VB TIMES 10月号Vol.1 〜i-Bank主催 9/30第1回出資オンラインピッチイベント開催&第2回開催決定!〜


Venture Bankは、世界中で事業展開する企業、そして、世界を舞台に活躍している投資家たちによって組成された、ベンチャー支援プロジェクトです。
「起業したい」「事業を起こしたい」という未来の起業家たちをサポートするべく、私たちはビジネスプランコンテストの開催など、様々な取り組みを行っております✨
未来の起業家を更に応援するために、現役起業家やエンジェル投資家のインタビューや、現在起業に向けて奮闘する未来の起業家たちに注目し、その様子をお届けする『VB TIMES』🌳


Venture Bankでは、去る9月30日に『出資オンラインピッチイベント』を開催しました!
今回の『VB TIMES 10月号Vol.1』では、イベントのご報告と、次回開催予定、その他ピッチにまつわる情報も併せてお伝えしていきたいと思います!

9月30日開催 出資オンラインピッチイベント

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先日、一次選考を通過された11組による白熱したピッチがオンライン上で繰り広げられました。それぞれ約10分間という限られた時間の中で、自分たちのビジョンを成功させたいという熱い想いが語られました。
AI技術を駆使した事業やコロナ禍における画期的な事業など、現在の社会状況を踏まえた事業も多くご応募いただきました。

コロナ禍におけるオンライン化に伴なう
ノンバーバルコミュニケーションの重要性

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では、実際にどのようなピッチが勝ち進んでいるのでしょうか?

事業計画の内容自体が優れているのはもちろんですが、ピッチは短時間で論理的に要点を伝え、投資家の心を惹きつけアピールしなければなりません。
せっかく内容が優れているのに、いざプレゼンの場で熱意が伝わらなかったり、相手を惹きつけれず飽きさせてしまっては全てが台無しになってしまいます。

ピッチの場で想いを伝えるのに大切なのは、会話や文字などの言語使ったコミュニケーションを指す「言語コミュニケーション(バーバルコミュニケーション)」と、視覚情報や聴覚情報など言語に頼らない「非言語コミュニケーション(ノンバーバルコミュニケーション)のバランスを保ち、矛盾を生じさせないことです。

みなさんは、オンライン上でしか会ったことのない方に実際に会った時、
印象が違った経験はないでしょうか?

昨今のコロナ禍において、多くの企業のビジネス商談や社内ミーティングなどのスタイルが、対面よりオンラインに移行しています。

オンラインでは、移動にかかる時間や労力、費用コストの削減、場所にとらわれない、画面共有が便利、ダラダラと無駄な時間をかけない等の多くの大きなメリットがあります。しかしその反面、相手の表情・反応・熱量・雰囲気・理解度が読み取りにくく、そのため相手に伝えにくい、どちらかに回線トラブルがあると聞き取りにくい・タイムロスになるなどのデメリットもあります。

このようなことからも、オンラインの場面でも「非言語コミュニケーション」をうまく活用することがコミュニケーションを円滑にするために重要な役割を果たしているという事がわかります。「言語コミュニケーション」と、「非言語コミュニケーション」のバランスを保つことの重要性は以下で解説します!


メラビアンの法則とは?

皆さんは、メラビアンの法則はご存じでしょうか?

カリフォルニア大学の心理学者であるアルバート・メラビアンは、表情や視線など見た目や仕草による「視覚情(Visual)」が人に与える影響度55%、声の大きさや話すスピードなどの「聴覚情報(Vocal)」は38%、会話そのものの内容である「言語情報(Verbal)」は7%という、「7-38-55ルール」を示しています。

メラビアンの法則 (1)

ただし、こちらの法則は「視覚情報」「聴覚情報」「言語情報」の
3つ情報のどれかが一致しない場合に、①視覚情報 ②聴覚情報 ③言語情報の順番に優先されると示したものであり、「何より見た目が大事」という解釈はあてはまりません。

3つの情報に矛盾があると情報が混乱し、聞き手は話し手とは異なる解釈をしてしまったり、聞き手の心に伝わらない可能性があります。

逆にこの3つの情報が揃うと、聞き手が受ける印象はより深く、より明確に心に伝わるものになるでしょう。

つまり、本番のピッチの際には、内容そのものである「言語情報(Verbal)」が、いくら優れていても、見た目や表情・態度、スライド情報等の「視覚情報」や、声の大きさやトーン等の「聴覚情報」のいずれかの印象が悪く、3つの情報バランスが崩れると、人はほどんどを「視覚情報」から順に判断し、せっかくの優れた「言語情報」(=発言内容)は、7%しか判断されないこととなってしまいます。

ピッチのように、短時間で印象づけなければいけないイベントでは特に、
内容はもちろん、見た目や表情に態度、ジェスチャー、間の取り方、声のトーン・抑揚・大きさ・スピードなども併せて、バランスを取ることが大切になってくるということです。

ピッチの場に関わらず、ビジネスや日常生活でも、これらを今一度意識して、円滑なコミュニケーションを取って行きたいですね。

雨垂れ石を穿つ

「言語コミュニケーション」と、「非言語コミュニケーション」の
バランスを保つことが大切だということはわかった。事業内容に資金売上計画、解決したい課題に手段など発表内容はバッチリだ!スライド資料も完璧に用意した!!

では、ここまでの用意ができたところで、実際そこから具体的にどうしていけばいいのか??

答えは・・・

「ピッチの練習あるのみ」です!!

「えっ?それだけ?!」と心の声を発した方、はい、それだけです。

ピッチは短時間で論理的に要点を伝え投資家の心を惹きつけアピールする必要があるので1分1秒無駄にはできず、時間内にいいピッチを行うにはかなりの練習が必要です。

「雨垂れ石を穿つ」
意味: 小さな事でも根気よく続ければ大きな事を成し遂げられる。
【少量の雨垂れであっても、同じ場所に長く落ち続けることで、やがて硬い石にも穴をあけられるということわざ】

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米Appleの創業者スティーブ・ジョブズ氏は5分間のプレゼンのリハーサルに、何十時間も費やしていたことはよく知られている話です。
練習を積み重ねることにより、大きな自信や成果に繋がります。

★★ピッチ練習の流れをご紹介します★★
よろしければ参考にしてみてください!

① 作成した原稿を声に出し何度か読んでみる。
② まずは自分が想うイメージのピッチでいいので、
  実際にピッチをして、自分の発表シーンを録画する。
③ 動画を確認し、最初の段階での自分のピッチの振り返りをする。
④ 制限時間内にピッチが収まるよう原稿を調整する
※間の取り方も重要なので、実際の原稿より長く時間がかかることを想定し、調整すること。
⑤ ピッチで聞き手に与える印象も意識しながら練習する。
スライド操作とあわせて話す。
意識するとよい動作
・ 真剣な眼差しで姿勢よく、おどおどせず堂々と自信ある態度で振る舞う。
・ まばたきをなるべくしない。
・ 清潔感をだす(髪型・ヒゲ・化粧・服装・手元 等)
・ 「色」のイメージを使って見せたい自分を演出する(赤色のネクタイを着用するなど)
・ 体を無駄に動かさない(無意識に動いていることがある)
・ 視線(目を泳がせない、視線で効果的にスライドや自分へ注目を集めることもできる)
・ 身振り・手振り・ジェスチャーをつける
・ 原稿棒読みではなく、話し言葉で話せているか
・ 声のトーンや大きさ
・ 話すスピードや抑揚
・ 間の取り方(質問の後には間を取るなど)
・ 「あ-」「え-」など不要な言葉を使用しない
⑥ 再度、自分の発表を動画に撮り、視線や身振りなどの確認をする。
⑦ 周りの人に動画を見てもらい、フィードバックをもらう。

自分は話下手で発表は苦手だと思っている方は特に、スティーブ・ジョブズ氏や、オバマ氏にトランプ氏、身近なところでは会社でプレゼンが上手い先輩や同僚など、自分が見本にしたい話し方をする人を真似ることから初めてみるのも効果的な練習方法です。

練習を重ねていくうちに、個々の特性やキャラクターに合ったあなたならではのピッチを確立してくださいね✨

100%の想いを真摯に伝えれるよう皆さんの成功を応援しています!

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第2回 出資オンラインピッチイベント開催決定!!

この度ご好評につき、一般社団法人ベンチャーバンクでは、自社サービスのビジネスマッチングプラットフォーム「i-Bank」主催の第2回出資オンラインピッチイベントを、2021年10月30日(土)に開催することが決定となりました👏
出資上限は10社、NDA締結後の資料提出から最短10日で『1社最大1,000万円』を出資します✨


🔻詳細はこちらから

皆さまのエントリーをお待ちしております✨


第2回ビジネスプランコンテスト

次回の更新もお楽しみに!


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