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【怪我をした時と同じ?】喉が痛いときの対処方法

半月ほど前につけた右手の傷が深くて、いまだに疼く&一生残りそうで落ち込んでいますYoshikiです。

普通の生活といっても様々ですから、滅多に怪我をしない方もいれば、毎日新しいアザなどつけて生活しているような方もいるでしょう。
体質などにもしれませんね。

(ちなみに、私の場合傷の治りは間違いなく早い方ですし、多少無茶をしても滅多に怪我をしないのですが、たまに怪我をするとえらいことになります。)


今日の話は

喉の痛みの対処法です。

あまりにも酷い場合は病院に行って直すのがベストですが、ライブの直前など、「どうしても歌わなければならない状況」もあると思います。

なので、「処置ではなく、対処」ということで書いていきます。


「温めるの冷やすのどっちが正しい?」

「何を食べるのがいい?避けたほうがいい?」

「何をしたら治りが早いか」などの話をしていこうと思います。


対処① まずは、声を出すのをやめましょう。

その痛みの原因がどこに起因しているかもわからず、薬を飲んだり、対処したりなどしても帰って悪化します。(行けるのであれば病院へ行ってください。)

この時、声を出していないのに痛い場合はもう歌うのは無理です。

ちなみに「その後もっと長い期間歌えなくなることは覚悟で歌う
なんていうのは**カッコ良くもなんともありません。

そうなった時点でクソダサイです**。

大丈夫だった場合は次のステップへ。


②食べ物、飲みもの、環境を見直す。

体に関しては、何をしたところでいきなり治ることはありません。

なので、それ以上悪化させないことに努めてください。

上記の3点は具体的に対処できる上、効果が高いです。

飲み物は白湯に。味の濃いものや脂っこいものは避け、乾燥しないように適度な室温湿度の環境づくりをしてください。

脂っこいものを摂ると声が出やすいという俗説がありますが、半分正解で半分不正解です。摂った直後は喉がコーティングされて声も出しやすくなるのですが、それを消化、代謝していくの過程でエネルギーを消費しすぎたり、粘膜が過剰に分泌されてしまったりして結果的に歌い辛くなることがあります。

同じような理屈で、歌う前にアイスを食べられる方もいますが、喉周りの筋肉を冷やしてしまうこともありますので、あまりお勧めできません。


③なるべく横になるなどして体を休ませる。

気持ちの問題にも思われてしまうかもしれませんが、少しでも早く良くしたいのであれば「寝ること」が一番です。

例えば食事の量を闇雲に増やしても消化にエネルギーを奪われて回復が遅くなりかねませんし、動かしたり、温めたり冷やしたりしてもそれは刺激を与えているだけなので安静にすることの方が回復にはいいです。

基本的には、怪我をした時は炎症を起こしている段階では冷やし、痛みが引き炎症が落ち着いてきたときには血行を回復させるために少し温めるのがいいと言います。

同様に、喉の場合も休むばかりがいいというわけではありませんが、喉には「呼吸」や「食事」という重要な機能があり、どうしても負担をかけないということが難しい器官です。
他の怪我以上に気を使うべきでしょう。


④それでも歌う場合は、コンディションに声に合ったキーを歌う。

それでも歌うという向こう見ずな方はおそらくライブに出る予定の方くらいなんじゃないかなと思いますが(笑)
一応書いて行きます。

その人の発声タイプや実力にもよりますが、歌の音域を変えることによって負担を減らすことができます。

大事なのは叫ばないこと、音量を稼ごうとしないこと。

めっちゃ辛口なこと言いますが、そんな小手先の努力で落ちる歌唱力ならまだまだです。

できないなら歌うな。


まとめ&予防法

風邪はどうしようもないのかもしれませんが、「しばらく歌っていたら声が出なくなる」というのは確実に「悪い発声」が原因ですので、素人では予防も改善もできないと思います。(正しく学ばないままでは)


厳しいことを言うのならそもそも声が出なくなるほど傷めるな。

って話なのだけれど、なかなか難しいですよね。
大なり小なり、どうしたってコンディションが悪くなることはあります。


予防法についてもいずれまた記事を書くかもしれませんが、

第一に生活習慣&環境を整える事。(→声に影響を与える環境的な要因【7つ】

次に食事によく気を使う事。(→声のための食生活【声にいいこと・悪いこと】

それから、おかしな発声をしない事。

兎にも角にも「体が楽器という意識」を持つ事。(→シンガーがもつべき二重の責任について

この4点を抑えておけばなんとかなるかと思います。


今日はこんなところにします。

私は厳しいので、「しんどかったら龍角散ダイレクトがめちゃくちゃいいよ」なんて言いません。
「発声整えれば鍛えれば8時間ヒトカラしても、その間デスボイスで数曲歌ってもクリーントーンもハイトーンもキープできるよ。」なんて口が滑っても教えません。

ありがとうございました( ´ ▽ ` )

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