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【前編】小針幸也 川崎への期限付き移籍からの最終ロスター(噂含む)

小針幸也選手の川崎ブレイブサンダースへの期限付き移籍のリリース。
噂はあったが、実現しないだろうと思っていたのが本音でした。しかし、噂は現実になり、川崎への期限付きで移籍することに。このリリースをみての率直な感想は

幸也!!川崎で暴れたれ!!

ニック・ファジーカスの引退、藤井祐眞の群馬への移籍により一時代に幕を下ろし、新たな時代を築こうとする川崎への移籍は小針選手にとっても、チャンスだと思う。
(以下、敬称を省かせていただきます)
昨シーズン、急成長をみせ、一気にヴェルカの中心選手へと駆け上がった。今シーズンもヴェルカでさらなる成長を見せてくれるとし期待していた人は多くいただろう。私もその一人だった。しかし、その期待の場は長崎ではなく川崎となる。
『あんなに活躍したのに、なぜ!?』という声があるのは当然だろう。
これは私個人の考えなのだが、今シーズンのヴェルカは相当高いハードルへチャレンジする覚悟があるのだと、今回の小針の川崎への期限付き移籍のリリースから感じている。この考察に関しては後半、今回は2部構成にして小針の期限付き移籍からの今シーズン展望を記事にしていく。

少し話を戻して、今回の期限付き移籍について思うことは、ヴェルカが小針に対して期待は持ち続けているのは明らかであるということ。しかし、今シーズン、もしくは短期的な構想において、小針の成長機会を奪いかねないとクラブが判断した結果の期限付き移籍ではないかと思う。
もし、私の考えが当たっていての移籍であるならば、長崎ヴェルカは相当、小針幸也を大事にしていると思った。
川崎というクラブカルチャーがあり、熱狂的なファミリーがいるクラブが期限付きながら、小針を欲してくれたのであれば、チャレンジの場としては申し分ないクラブである。そして、川崎にはリーグを代表する篠山竜青という元代表選手が同じポジションにいることも大きな存在である。熾烈なプレータイム争いになるかとは思うが、このチャンスをものにできた時、小針幸也は昨シーズン以上の成長を遂げることになるだろうと期待している。

頑張れ!!小針幸也!!

ひとつ空いたロスタースポット

※ここから、噂を含む内容になります。本当か嘘かわからない内容が嫌いな方はその点をご理解のうえ、読み進めてください。

小針の期限付き移籍により、ここにきてまたひとつロスターが空くことになった。
この空いたロスターに渡邊雄太が!とか馬場雄大の帰還!?とかそんな話はもうしません。
小針が抜けたことにより、純粋なPGが狩俣のみに。新加入のマーク・スミスがPGをやるとか、荒谷が本格的にPG起用の可能性もないわけではないが、現実的に考えてピュアなPGが狩俣ひとりという可能性は極めて低い。

そう考えた時、いまだに移籍先のリリースがなく、長崎が現時点が必要とする選手

並里成の長崎加入!!

群馬を退団することになった並里が長崎へ移籍。
この噂が出た当初はアンダーサイズPG3人はさすがに無いやろ。と思っていたが、ここにきて小針の移籍で状況は一変。ピュアなPGが狩俣1人はさすがに厳しい。やはり、もう1人PGが必要である。そこで考えられるのは並里の加入一択である。

並里加入の意味

並里の長崎加入に対して、様々な意見があるのを目にするが、今この状況で並里以外にベストな補強は考えられない。小針が移籍するから並里加入ではなく、並里が加入するから小針の移籍と考えるのが正しいだろう。確かに年齢的にはベテランの域に達しているが、昨シーズンのプレーを観ても並里は今でもトップオブトップのプレイヤーであることは間違いない。なんならプレーは成熟の域に達し、PGとしてピークを迎えてるとも感じさせる。ゲームコントロール能力はリーグ屈指、いや、リーグNo. 1かもしれない。フィジカルも強く、周りの選手へのパスの精度、ズレを作るペイントタッチの上手さ、チームを引っ張る闘争心とリーダーシップ、どれをとっても彼はベテランになった今でも一流プレイヤーである。特に彼の『シュート以外の選択肢は許さない』と言わんばかりのエクストラパスは一級品である。そしてなりより、彼の最大の魅力は勝ちへの執着、バスケに取り組む姿勢がリスペクトに値するプレイヤーであることだ。若手の多いヴェルカにとって、ベテランとしてバスケに取り組む姿勢は良い刺激になる。バスケスタイル的にも昨シーズンの群馬での試合を観てもわかるように、早い展開でファイブアウトのバスケにフィットするのは間違いない。ファンタジスタがヴェルカのスタイルにフィットした時、リーグのどのクラブよりエキサイティングでワクワクするバスケを魅せてくれるはずだ。
そして、並里自身にとっても若い選手とプレーするのはメリットがあるのではないかと思う。そう感じるのは、昨シーズンの対群馬戦で小針やリオンとのマッチアップで並里がバチバチにくる二人に対し、楽しそう(嬉しそう)にニヤニヤしながらプレーするシーンがあったからだ。並里はやる気のある選手が大好きなんだろうなと感じる。向上心のある若手とのプレーは並里自身にも刺激になり、時には若手に檄を飛ばし、ベテランと若手が切磋琢磨しながら、ヴェルカに新たな闘志むき出しなカルチャーを作ってくれることを期待している。

と、ここまで並里加入が決まったかのように書いてきたが、今日(7/6)時点では加入のリリースは出ていません。
私の妄想です。

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