世の中にはとんでもないセッティング屋って言う者が居ましてね・・・。始動時にプラグが被ってエンストする状態で納車して「こんなもんだよ」って平気な顔で言い放つらしいんですよ。
T518Zタービンを装着し、インジェクターは800cc
エアフロはR35用にΦ80のアダプターが装着されているものの
始動時にプラグが被ってしまって
なかなかエンジンが掛からないと言う症状の
S14 シルビア・・・。
それとはまた別の症状として
「バッテリーがすぐあがるんですよ・・・。」
とはオーナー談。
っと言うか入庫時にすでにエンジンを掛ける電圧はありませんでした。
調べて診るとブレーキランプのセンサーが壊れているようで
ブレーキを踏んでいないにも関わらず
ブレーキランプが煌々と点灯して居る時がありました。
接触不良を起こしてブレーキを踏んだことになると
ブレーキランプが点灯しっぱなしになり
バッテリーが完全放電してしまうのでしょうね。
ひとまずブレーキセンサーのカプラーを抜いて放電をストップ
別のバッテリーに仮交換してエンジンを始動し
燃圧計とA/F計を取り付けて診断開始!
燃圧は正常なものの空燃比は9台に飛び込む始末でした。
濃すぎるっちゅうの。
ECUの箱の蓋開けて診ると
一応追加基盤は装着されて居て
ノーマルECUのままって感じでは無さそうです。
ROMを取り外して奇数偶数にセパレートされたデーターを復元すると
色んな事が診えて来るのですが、まあまずは
すげーなっコレ・・・
って思わせたのがR35 GT-Rのエアフロ流用の仕方。
シルビア専門店のやり方にも驚愕しましたが
今回のS14はもっと凄かった・・・。
その流用の仕方とは!?
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