タコメーターの動きがおかしかったり、失火の症状が出たり出なかったりするSW20 MR-2・・・。すでにネオクラシックと呼ばれる部類に入ると思われる年式のクルマはアル部分が脆弱だったりします。
自分がミッドシップと言う言葉を知ったのは
ケーニッヒのコンペティションエボリューションと言う
フェラーリのテスタロッサをベースにしたコンプリートカーを
プラモデルとして作った時でした。
当時小学校の2年生だったかと。
親父のクルマはボンネットを開けるとエンジンがあったのですが
ケーニッヒのボンネットを開けるとスペアタイヤが入ってました。
エンジンは?と言うと
シートの後ろに開閉可能な透明のエンジンフードがあり
その中に納まっていました。
「シートの後ろとリアタイヤの間にエンジンがあるクルマは
ミッドシップと言うんだよ。」
っと当時ダルマセリカに乗っていた母方の叔父に教えて貰い
ダルマセリカはFRだという事も教えてもらいました。
そのダルマセリカはプライベートで弄られており
キャブのセッティングや点火系の強化
後はフライホイールを自分で削って軽量化してましたね。
そんな叔父は、今では機械工作会社を営んでいます。
なのでフライホイールを旋盤で削るなんて
当時でも朝飯前だった様です。
そんなセリカの助手席に乗せて貰っただけでも
速くてスゲークルマだな!
と思ったものですが、エンジンが前に積んであってコレなら
後ろに積まれているクルマはもっとスゲーに違いない!
そう小学2年生の自分は
いつかはミッドシップのクルマに乗るんだ!
と、目を輝かせていました。
時が過ぎ、免許を取得した頃、世の中のバルブは弾けてまして
外車のミッドシップに乗る様な知り合いは周りに居ませんでした。
っが、国産のミッドシップ車両
そう、SW20 MR-2に乗っている人は結構たくさんいまして
乗って見ても良いよと言われて試乗する事に。
当時の愛車はS13シルビアでしたので、多少リアが滑ると言う具合なら
カウンターをビシっと当てて、立て直すことぐらいは出来ていました。
リアが駆動輪って事ならFRもMRも同じでしょって
コーナー後半でアクセルをグイっと踏んだ瞬間!
その場でクルンって回ってました。笑
ミッドシップ怖え~・・・。
実際に始めてミッドシップ車両に乗った若かりし自分は
ミッドシップなんて乗るもんじゃない!と心に決めたのでした。
その後、ロータスエリーゼやロータスエキシージ
そしてマクラーレン570Sと言うクルマ達に出会い
ちゃんとしたミッドシップスポーツは
楽しくて凄いと言う事を認識するのですが
それはまた別の機会にでも書き綴るとして・・・
今日は
タコメーターが上がったり下がったり
時には止まったりするSW20 MR-2のお話です。
全開走行中も、たまに失火の様な感じになる時もあるという事で
当初はダイナモの発電不良かと思ったのですが
バッテリー電圧や充電電圧を調べるとそうでも無さそう・・・
今度はエンジンルーム側を点検して診ると
あっ、そこ溶けちゃうんだ~と言う部分を発見。
うん、そこが溶けたら、色々とダメだよね・・・
と言うのは!?