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HKSでもヤラかすときはヤラかします・・・。絶対ヤラかしてはいけないVR38用エンジン部品でのチョンボ!そのチョンボを世に出さない最後の砦がチューニングショップなんです。なので中に何を使っているか分からない様なリビルトエンジンは極力使いたくないのです。

国内エンジンで最高峰と言えば、やはりR35 GT-Rに搭載される
VR38DETTではないでしょうか?

組み合わされるタービンによっては軽々と1000PSを超えて行き

トルクは150K台に達します。

このパワーやトルクを支えるのが

コンロッドでして、ある程度以上のパワーを求める場合は
純正から強化品に交換する事が必要になります。

今回、VR38エンジンを組み上げるに際して
将来的には1000PS前後も見据えたいという事で
HKS製のStep2コンロッドを選んだのですが

6本中1本だけ、大端部の直径が大きすぎて
一番厚いメタルを組み込んでも
クリアランスが極端に大きくなってしまう・・・と言う事態。

寸法を説明して代品を送って貰う事になったのですが

到着したコンロッドと、今までのコンロッドを見比べると・・・。

1度ケチが付くと、しばらくの間、なかなか整わないと言うパターンは
どの業界でも良くある事だと思いますが
結果から言うと、送られてきた代品を診て更なる不具合が発覚しました。

天下のHKS製で、この案件は起こって欲しくはなかったのですが
それら度重なる不具合とは・・・?

さらには今回の事例から考える格安リビルトエンジンの正体・・・。
コアを返却する事で安価に提供するとは言いますが
コアを返したぐらいでは
あんな低価格でエンジンを精度よく組むことなど出来ません。

昔、弊社でも使用した事のある〇〇〇〇製リビルトエンジン。
チューニング雑誌への広告等による知名度もあり
ユーザーが直接購入する事も多いようですが
我々ビークルフィールドが車載したこの会社のリビルトエンジンは
なかなか厄介な物ばかりでした。

有料ページではHKSがヤラかした不具合と
リビルトエンジンの闇について開示致します。


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