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ZC33Sスイフトスポーツでエンジンチェックランプ点灯!その原因で一番多いのは!? そうならない為にやってはいけない事。

一昨日はGR86のエンジンブローの件
昨日はGRヤリスのTPMSの記事を書いて見ましたが
本日はZC33S スイフトスポーツの

エンジンチェックランプが点灯してしまう場合の
主な原因に関しての記事になります。

ECUを書き換えてあったり、社外パーツを装着していると

エンジンチェックランプと一緒にESPの表示も出る事が多く
この場合は大体

このP0607と言うエラーコードが出ています。

コントロールモジュールパフォーマンスってなんの事!?
って最初に直面した時は色々調べましたが
スズキの整備書にも詳細が載ってない様なエラーコードでして
ECUの故障
とだけ書いてありました。

でもECUの故障ではないんですよ、このコード
このコードに関してはまた別の記事で詳細を取り上げようと思います。
まあ、それだけ内容の深いエラーコードと言う事です。

本日はそうではなく、ノーマル車両でも
ある事をヤッてしまうと
エンジンチェックランプが点灯してしまうと言う話です。

ZC33S スイフトスポーツのノーマル車両で
エンジンチェックランプが点灯する場合の多くは

このO2センサーが原因となっています。

ZC33Sの数少ないウィークポイントの一つが、このO2センサーです。
はい、A/FセンサーではなくてO2センサーなんですよ。

実際の空燃比をリアルに測定できるワイドレンジのA/Fセンサーでは無く
理論空燃比の14.7に対して
薄いのか?
濃いのか?
の どちらかなのか?しか判断できないO2センサー
ZC33S スイスポには採用されてます。

そしてこのO2センサーが高確率でボケます・・・。

CBA-ZC33Sで始まる初期型のスイスポの場合
距離が進んで行くにつれて
時々加速の鈍い時がある
とか
燃費が結構悪くなって来た
と言う症状の大体の原因はO2センサーです。

先ほども少し書きましたが
O2センサーと言う物は排気の中に含まれる酸素量を測る事により
燃料とガソリンがどのような燃え方をしているのか教えてくれますが
理論空燃比と呼ばれる14.7:1に対して
(空気14.7gに対して燃料1ℊ)
燃料が薄いのか?濃いのか?だけの判断をしています。

ECUはその信号を元に燃料が濃ければ薄く
薄ければ濃くしていくのですが
もしセンサーが画像の様に薄い方にボケてしまうと・・・。

本来は薄いという事で燃料増量方向に行っていた部分が
濃いと誤診されてしまうので、燃料は減量されてしまうんです。
そうなるとトルクが乗らずに加速しようとアクセルを踏んでも
ボスボスっと言う感じでクルマが前に出てくれません。

逆の方向にボケると、薄いと判断しなければいけないのに
薄いと判断して燃料を常に増量=燃費が悪いと言う結果です。

なのでこのO2センサーと言う物には
それなりの耐久性と信頼性が必要なのですが
ZC33Sの02センサーには弱点がありまして
とある事をヤッてしまいますと、高確率でO2センサーがボケます。

それは・・・

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