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#17 復活の兆し、朝じかん

朝、もっと早く起きたい。日が昇る少し前に起きられたら、それが理想。まだうす暗いしーんと静まりかえったリビング。あの空間をひとり占めしたい。

2月中旬に体調を崩してから、朝起きるのはつらかったし、1日過ごすのがやっとだった。キャンドルを灯す元気も、お香を焚く元気もなかった。そんな状態が長く続いた。

自分が元気でいる時は、運動をサボっている夫に「もっとからだ動かしたほうがいいよ」なんて上から目線で言っちゃったりして。ここ1ヶ月のわたしときたら、その発言を取り消したいほど。不調のわたしをそっとしておいてくれた夫に、ありがとう。

そんなこんなで、朝じかんを堪能できていなかった。しかし、ここ最近体調が戻ってきたことと、春が近づいてきたことも重なり、ようやくわたしにもふたたび朝を楽しみたい気持ちが湧いてきた。

元気がある時は”翌朝のひとり時間”を想像するだけでワクワクしてくる。そうでない時は、そんなに早く起きていったい何すんの、みたいな気持ちになる。寝たいなら無理して朝じかんを過ごさなくてもいい。”無理はしない”これだけはもう譲れない。からだが準備OKーというまで気長に待った。

昨日寝る前にふと思った。「明日の朝キャンドルを灯して過ごしたい」きた!翌朝まで自分の気持ちがつながるこの感覚。これは復活の兆しだ。

といってもすぐには起きられなかった。予定より30分以上遅かったけれど、ひとり時間を10分堪能することができた。キャンドルをつけて、写真を撮って。ノートを開き何を書こうかな、というところで終了。はやっ!もっと早く起きればよかった。うん、でもなかなかいい感じ。

自分のからだとこころに聴く。もうそれしかない。そこにしか答えはないと思っている。誰かがいいと言っていることでも、自分には合わないことはたくさんあった。それは習慣でも物でも。無理をすると、あとで調整が必要になってくる。

これから春に向けて、ゆっくり目覚めていこう。自分のペースで。周りは気にならないかというと、うーんどうだろう。それでも、自分のからだが一番大事だから。いいのいいの、自由で。そんな気持ちの今日。

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