顧客目線
営業マン、広告担当、ビジネスオーナーとして大事なのは顧客目線。
アマゾンでもディズニーも同じではある。
それが目の前で可視化される瞬間があった。
ーー
先月開いた店舗は訪日観光客用。
外国人専用といっても過言ではない。
立地も通り沿いではあるが、建物内部のため、人目には触れない。
したがって、オンラインでマーケティングを仕掛けていく必要がある。
・外国人コミュニティに入る
・インスタはすべて英語。
・予約サイトも英語で作成。
・支払いは基軸通貨米ドル。
ここまでやると、日本人の目にそもそもとまらない。
これが外国人専用の理由である。
そのコミュニティ内ではいつも気づきがえられる。
1つの気づきの発端はこれ↓
「オキナワ便がキャンセルになり今はオオタにいる。」
「オオタのオススメのお店はある?」
これに対するメンバーの反応はこれ↓
「オオイタ/大分にいるの?」
「オオタ/大田にいるの?」
これはごもっともだ。
観光客ましてや日本人界隈でも「オオタ」という地名が議題にでることは皆無。
車業界なら群馬の太田にトヨタ系列スバル工場があるから通じる。
しかし、このコミュニティは日本での観光がトピック。
疑問が浮かぶわけだ。
実際どこにいるかと言ったら、「羽田」にいた。
これが観光客のリアルだ。
うちの店はこの目線に合わせた案内をしていかなければならない。
羽田ならだれも間違えない。しかし、観光客側はしったこっちゃない。
目の前にある「オオタ」という情報を参考にしたにすぎない。
著者も函館旅行の際に、札幌に行きたいといったことがある。
だが、住民に東京ー大阪より遠いといわれ驚愕した。
アメリカ西海岸、シアトルからハリウッドまで車で縦断しようとしたら現地民に本気で止められてやめた。
本来飛行機の距離だ。
だが、「観光客」などそんなものだ。終始遊んでいるにすぎない。
現実問題など関係ない。可能な限り近辺の娯楽を消費しているだけ。
この触覚センサーにいかに触れてもらえるか、感じ取ってもらえるか。
「お!近いじゃん。じゃあ行こう。」
「行けない距離じゃない。行ってみよう」
といかに思わせるか。
これをオンライン上でなんとかしなければならない。
そのためになんとかオンライン上に良質なコンテンツを揃えて、可能な限り露出と接触を増やしていく。
顧客目線を第一に。
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