IT資産棚卸で抜けがちなポイント
どこかのビルの中で苦しんでいる、一人情シスをむちゃぶりされているあなたに捧げます第三弾。
第二弾はこちら。
とりあえず、主要なアプリケーションとハードウェアは網羅した。
これだけでも十分えらいぞっ!という感じだけど、せっかくなのでもう少し頑張りたいやる気のある人のための今回。
出入りのベンダさんは把握しておきたいよね
ITって基本的には色々なものを組み合わせる必要があるので、色んなツールを導入してると、出入りするベンダは無限に増えていく。
超大企業なんかはそれがめんどくさいから、自分専用のIT子会社なんかを作ってそこに全部お任せしてたりするし、そこまでいかなくても御用聞き系の大手ITベンダに全部お任せしてたりする例もあると思う。
でも、中小企業にはそんな体力ない(し、ぶっちゃけそういうことやってるから日本企業のIT力は弱いのであって、おすすめできない)。
ということで、丸投げお任せはできないし、あんまりしない方がいいので、ツールは適材適所で自分で選ぶとして、それと同時に起きるベンダさんいっぱい問題はやむなしとして、やはりどんなベンダとつきあっているかは台帳管理しておいた方がいい。
台帳管理する項目は、以下くらいで十分じゃないかな。
・ベンダ名
・運用アプリケーション/ハードウェア
・年間支払コスト
最後の大物、ドキュメント周り
これくらいで、だいたいは終わるけど、歴史が長い会社なんかはこういうのもある。IT関連の○○規程とか、○○ルールとか。
まったくないのも困りものだけど、無駄にあって体系化されていないのも困るので、もしあるようならば一覧くらいにはしておいた方が良い。
とりあえずは一覧にすればいいだけなので、項目は以下くらいかな。
・ドキュメント名
・目的
・管理している部門
ようやく棚卸が終わったら
いやー、ここまでやれればほんと大したもの。十分、自分で自分をほめてあげてほしいレベル。
ただ、ここまでできたのなら、これを使って何かいいことしたいのが人の性。
ということで、次回はここまで棚卸した結果をどう活用していくか。
待て次回。
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