ハイキュー×V.LEAGUEは何が良かったのか

今日ハイキュー×V.LEAGUEのコラボマッチが開催されました!!

最高かよ。

こんなの他のスポーツでないで?

しかも一生に一度や。ハイキューは終わってしまった。

このコラボで何が生まれるのか、考えていきたいと思います。


ハイキュー!!って何?

ジャンプといえば、週刊誌の中でも最も勢力の強い部類ではないだろうか。

そこで連載されていたものとなればより強いものとなる。

「ハイキュー!!」は2012年から2020年まで連載されていた漫画だ。

主人公の「日向翔陽」と「影山飛雄」が織りなす高校バレー青春漫画である。

バレーボールを通じて仲間を作り、自らを高め勝ち進んでいくといったストーリーで、高校バレーのみで終わらず、ビーチバレーやVリーグといったその先まで描かれたもので有る。

8年もの間、ジャンプを率いてきたと言っても過言ではない。

ハイキューを見てバレーボールを始めたと言った子どもたちは数知れない。

ハイキューはスラムダンクになりえるのか。と言った記事を書こうとしたほどのものなのだ。

しかもただの青春漫画ではない。

緻密な取材により、よりリアルな情景。そして専門用語の応酬。

バレーボール選手にとって教科書と言っても良いくらいの出来栄えなのだ。

流行らないわけがない。読み始めたころから感じていた。


小さな巨人というキャッチフレーズをもち、当初ただ運動能力が高い翔ぶだけの人間だった日向だが、それだけじゃだめだと気づく。

圧倒的なセンスの持ち主、影山との出会いで自分の能力を最大限に引き出せるようになる。

主人公が成長する漫画というものはとても面白いものだ。

しかし成長の過程には負けというものが存在している。

負けをただの美学と捉えずに、糧として戦っていく様に心打たれたものだ。

ハイキューの最後、なんでもできるようになった日向を見たときは、雛鳥が巣立ちした気持ちになったのは言うまでもない。


ハイキュー!!はただの青春漫画ではない。

人間の成長をまさに正しく描いているのだ。

面白いだけの漫画だったらここまでバレー界に浸透はしない。

何か共感できることがあったのだろう。。


V.LEAGUEとのコラボ

ハイキュー!!が連載終了し、みんなが果てていた頃、V.LEAGUEとのコラボが決まった。

ハイキュー!!ファンも、V.LEAGUEのファンも喜んだことだろう。

しかし、本番までどうなるかわからないと言った気持ちが私にはあった。

漫画とのコラボほど難しいものはない。

実際のキャラクターになりきれるのか、はたまたVリーガーとしての活躍を見せれるのか。


最初に貼った動画をまずは見てほしい。


そして試合前、そんな気持ちは一瞬で晴れた。


東レアローズ男子の富松選手です。

実際に行われた漫画内の試合にはに出てこない選手ですが、作中の印象強い選手になりきっています。(山本 猛虎)
いや富松猛虎と言ったほうが良いのか。(笑)

Twitterで私があーだこーだ、誰かになりきれなんか呟いていましたけど

ここまでやってくれるとは。。。(笑)

大ベテランの選手はやはり空気が読めるものなんです。

記録残せる選手ってのは数ほどいますが、富松選手は記憶に残りましたよね。


試合内容にも触れます。

色々と直近であり、これない選手もいました。

その中で、自分がすごく良かったなと思った選手が

松林選手です。

彼は富松選手の高校の後輩であり、ハイキューの舞台となった宮城県の出身の選手です。

ポテンシャルはすごく高いのは知っていましたが、チームでは中々出番は少なく燻っている印象でした。

しかし今日の試合を見る限り、なんで試合出てないの?というレベルでした。

パフォーマンスはすごく高く、これからというか今シーズンすごく期待する選手の一人になりました!

これからが楽しみですね!


今回のコラボの反省点

一世一代と言っても過言ではない今回のコラボ。

もっと何か仕掛けれたのではないかと感じます。


まずは、バレーボールファンだからと言ってハイキューを知っているかと言ってらそうではない件。

リアルバレーしか見ない方も見えます。ハイキューって何と言ったことも聞きます。

V.LEAGUEがなんかやってるなーで終わってしまっては、ハイキュー側とも上手くいかなくなってしまいます。

そして逆に、ハイキュー!!ファンにもっとV.LEAGUEを知ってもらうべき!

最後の各チームでのユニフォームでの宣伝は素晴らしかった!

しかし、話してるだけで、テロップや試合の日程などあまりにも情報が少なすぎる。

また、このコラボが一過性のように感じる。

試合開始と同時に、コラボグッズの販売やポスターの配布などもっと色々とできたはずだ。


楽しかった反面、もっとマーケティングできたなと感じられたイベントだったと感じる。

選手がきていたユニフォームだって今回限りになるだろう。

例えば、あれをチャリティーオークションなんかして、今回のコロナウイルスでの募金に当てても良いだろうし。

もっと何かできたはず。


いやいや

とはいえ、大成功ですよ?(笑)

youtube生配信同時接続15万人ですからね!

もしこれが有料だとすると大大大成功なんです。

だからこそ何かできたんじゃないかって考えてしまうんですね。

だって15万人がお金を払ったとするでしょう。

チケット一律3,000円だとすると

15万×3,000円=4億5千万円ですよ(笑)

その収益だけで何チームか作れちゃいますよ(笑)

まあこんな夢物語はおいといて

これからのハイキューとの関わり方が大事かと。

連載は終了しましたが、熱はまだまだ覚めておりません。

アニメも10月から始まります!


もしまたコラボが有るなら、リアル烏野なヴィアティン三重をよろしくお願いします。(笑)

画像1

いやー面白い試合だったな。

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