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性交童貞の気圧配置

聞き間違いました。だってそう聞こえたんだもの。頭が軽い「脳漏れ」状態で、リハビリパンツを頭からかぶって寝ています。変態かっ!あれって、男女共用なんだよね(XLサイズの病院配置用だけね)。

寒いよねぇ。西高東低だから。アマチュア無線では新年のあいさつを兼ねて「ニューイヤーパーティ」というのをやります。みなさんがLINEなんかでやる「あけおめ」ですが、こちらは50年以上の歴史があります。もちろんモールスでもやります。世界中から「HPY NYR 22」あるいは「HNY 22」が送られてきます。

国内の144MHzFMではトラッカー(ダンプやトラック野郎)が似たようなことをやってますが、ガラが悪い。「メカケ線を摩耶方面に移動中」「コクイチは寝屋川付近が成田詣ででベタ込みやぁ」「違反や!パンダが猛追中」「じゅうそう(十三)はガラッガラやね、四ツ橋筋南下します、どーぞ」「正月から仕事やでぇ。もういややぁ」「アマゾン運んでんの?ドーゾ」「はいな、もぉ」「ヨメがカンカンやろ」「せいせいしとるわ」etc.

「メカケ線」とは「国道2号線」のことです。梅田から始まって神戸を東西に貫いて西に延びています。「おめかけさん」のことを「2号さん」と言うからです。「コクイチ」はわかりますね「国道1号線」です。「成田詣で」は寝屋川市にある不動明王を祀る本山で、車で参れるんで大阪の初詣で賑わいます。「パンダ」はパトカーのこと。「十三」は大阪キタの歓楽街。

ここ最近、耳につく言葉で違和感を覚えるのが「落とし込む」と「まるっと」です。意味は分かりますけどね。かつて「パソコンを立ち上げる」でも気になっていたんですが、私が古いんですかね。

ダイバーシティを多様性と訳すのは、まあわかります。無線のアンテナで昔からダイバーシティアンテナってのがあって、垂直偏波も水平偏波も捉えられる、まさに多様性を持ったアンテナですから。それから同調圧力ですか?同調回路なら知ってますがね。ラジオに必ず組み込まれている回路で、放送電波と受信電波を「同調」させて、検波回路(ダイオード)を通して増幅回路に導いてスピーカーを鳴らすのです。コイルとコンデンサ(いずれかを可変にする)を並列につないでアンテナとアースの間に入れます。

え?それじゃない。同調圧力か。電圧でも関係あります?ない…プレッシャーというわけですね。同調の。電気の用語ではないそうです。

バイアスもよう聞きますな。トランジスタの増幅回路で入力信号を何倍にもするためにかける電流がバイアス電流です。ベース-エミッタ間かベース-コレクタ間のいずれかに電池を入れてかけますね。ところが世間のバイアスは先入観みたいな偏見をいうらしい。むずかしねぇ。どっちがや?と言われそう。

DX…デジタルトランスフォーメーションだとぉ?アマ無線やBCLならDXer、つまり遠くの無線局と交信したり、ラジオ放送を聴くことやんなぁ。トランスフォーメーションって、幾何異性体?シス・トランスの。化学の話でもない?

私が古いんです。頭が固いんです。軽い脳漏れなんです。


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