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地域と共につくる未来

この度2024年4月開校を目指し「飛騨高山大学(仮称)」を設立する予定であること、また私が学長として就任する予定であることを公表させて頂きました。

飛騨高山大学は教育を軸にした多様な実践を通じて、地域から世界につながる新しい未来の共創に貢献していきます。私たちは地域の価値を共に大切にして、関わる人々と互いを尊重しあい、新しい社会につながる多様な豊かさを創造する人材を育成したいと考えています。

この大学では、高校を卒業した学生のみならず、社会人が学ぶ場も各地に提供をしていくことを考えています。様々な立場の人たちが、多様な地域や取り組みの中で繋がり、互いに学びあいながら、新しい社会を拓く実践をともにする、そうした場を大学は提供していきます。

今回デザイン案を公表した飛騨本校のキャンパスは特に力を入れています。日本各地はもちろんのこと、世界からも、ここで学びたい、そして訪れたいと思ってもらえる場や体験を構想しています。

また飛騨のみならず、全国各地に学びの地域拠点(2021年11月現在11か所想定)を設置する予定です。グローバルに通じる視座を得るだけでなく、各地域の未来を共創する実践的な取り組みの中で学びの場を提供します。新しいコミュニティやビジネス、アートやサービスなど多様な価値を創造するリーダーを輩出する、そんな教育拠点でありたいと考えています。

大学のキャンパスは建築家の藤本壮介さんにデザインして頂きました。象徴となるのは地上部分からゆるやかに広がる丘でもあり、建物の屋根でもある空間です。空へ広がる景観は、多様な地域や人々とのつながり、新しい未来への可能性を示しています。丘のすり鉢状の空間は人々を包み、多様な価値観の中で共鳴するコミュニティを示します。

1人ひとりが違うからこそ、足りない力や視点を、補いあって互いに貢献するコミュニティ。それぞれが多様な豊かさを追求しながらも、違う個と個がつながりあって、一人ひとりの生き方がより輝く社会。大学では、そうした未来につながる取り組みを皆様と行って参ります。

一連の取り組みにつながるイメージはsnsなどでもお伝えしていきます

引き続きよろしくお願い申し上げます。

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