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世界のスタートアップ投資、6年ぶりの低水準に

CB Insightsが世界のスタートアップ投資の状況を報告しております。中には増えているもの、例えばジェネレーティブAIなどがありますが、それ以外は軒並みしんどかった一年だったようです。


CB InsightsのState of Ventureレポートのデータによると、世界のスタートアップ投資は昨年42%減の2,484億ドルとなり、2017年以来の低水準となった。ディール件数は30%減の29,303件となった。第4四半期の資金調達額は24%減の510億ドルとなったが、ジェネレーティブAIや持続可能な技術を持つ新興企業向けの案件があった。

この報告書は、多くの創業者や投資家が経験してきたことを数字で示したものだ。数年にわたる低金利に続く利上げにより、投資家の新興企業への投資意欲は急激に減退した。昨年、業界で10億ドル以上の評価を得た新興企業は71社で、2022年にユニコーンになる263社より73%少なかった

新規株式公開市場が低迷しているため、投資家は大規模な資金調達ラウンドから撤退し、アーリーステージ企業への投資を増やしている後期段階への投資は、2021年と比較して50%減少していると報告書は述べている。世界のVCが支援する新興企業のIPOは過去10年間で最低を記録した。明るい話題としては、リテールテックとフィンテックの新興企業への投資が第4四半期に増加したことが挙げられる。

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