HSBCの元CEOがLibra協会に参加

記者 ジュビリーエース 報道

Facebookの暗号通貨プロジェクトLibraの開発を担当するLibra協会は、Libraプロジェクトを推進するためにHSBCの重鎮を採用しました。

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Libra協会はスイスのジュネーブに本部を置いています。同社は木曜日、元HSBC幹部のJames Emmett氏がLibraの子会社であるLibra Networks LLCのエグゼクティブ・ディレクターに就任することを発表しました。

Stuart Levey、Libra協会の最高経営責任者(CEO)は、Emmett氏が10月1日に「Libraのビジョンの実現を支援する」ために彼のポストに就くと述べました。

Emmett氏はHSBCに25年間在籍し、CEOを務めました。

それ以前は、銀行のCOOとして技術とオペレーションを担当していました。
Emmett氏はHSBCに25年間在籍し、CEOを務めました。

それ以前は、銀行のCOOとして技術とオペレーションを担当していました。
Emmett氏は、新しい役割について次のようにコメントしています。「金融の革新と普遍的なアクセスを強化することを使命とするLibra協会に参加できることを嬉しく思います。当協会の使命は、金融の革新と包摂を強化し、ネットワークを運用することです。」

規制当局や政治家から、Libraプロジェクトが金融安定性や金融主権に影響を与える可能性があるとの強い批判を受けているにもかかわらず、プロジェクトは計画を進めています。

実際、世界中の何十億人ものFacebookユーザーを集めるデジタル決済システムが、不換紙幣の影響力とその背後にある政治力を損なうのではないかと危惧する声もあります。

Libraが不換通貨の安定したバスケットをアンカーにする計画を放棄したとの報道があります。しかし、Libraの戦略部長は7月にその主張に反論しました。

Libraは世界の規制当局からの支持を得るために、米国土安全保障省の元顧問弁護士や米上院議員の元補佐官など、政府とつながりのある法律の専門家を雇っています。

同時に、欧州連合(EU)では、「世界的な安定コイン」に厳しい基準を設ける法律が制定される可能性があります。どうやら世界的な安定コインはLibraの代名詞のようです。

記者 ジュビリーエース 報道

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