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#21 ピアノのレッスン(5月 1回目)

 5月最初のレッスン。先生はGWのピアノトリオのリサイタルが無事終わったせいなのか、明るい雰囲気でした。ただ、レッスンは本当に終始「手取り手取り」で基礎的なところからやりなおしが多かったです。

 とてもありがたいことなのですが、「介護されるってこんな感じなのかな」と一足早く、老人になった気分を味わいました(笑)。確かに私はピアノに関しては要介護認定だと思います。

ツェルニー30番 #1

 前回、先生からレガートで弾くようにと言われて練習したのですが、練習をすればするほどレガートに聴こえなくなっていく気がするという負のスパイラルに。もう指を伸ばして弾くのか、丸めて弾くのか、指から重みを抜くのか抜かないのかすら、わからなくなってしまいました。なので、

「レガートってどうやって弾くんでしたっけ? 弾き方がわからなくなってしまいました。。。😿」

と、弾く前に正直に泣きつきました。というわけで、先生に1と5の指を持って動かしてもらったり、手の上にのせてもらって手首の動きを確認したりしながら、一緒に以下のようなポイントを踏まえて片手練習をしました。

・5の指が離鍵せずに押しっぱなしになりがちなので注意。
・手首を固めて弾きがちなので、指の動きに合わせて自然に手首が動くにように。
・5-1の受け渡しだけレガートを意識。あとはレガートを意識せずしっかり打鍵。
・1の指を保持するところが力が入りすぎなので、1の指の力を抜く
・3連符のうち、1拍、2拍、3拍をそれぞれ4分音符に変えたリズム練習を3パターン実行。

ツェルニー30番に関しては、今後も1番を題材に、時間をかけて指の鍛えなおしをするそうなので、適当なところでまた次回となりました。

バッハ/シンフォニア10番

 一通り弾いた後、アルトの音が目立たせて弾けていないと指摘されました。ソプラノの音量が大きくて邪魔しているみたいです。

 例えば以下のように、テーマ(アルト)を右手→左手→右手で担当しているところで、右手から左手に移っても、今までテーマを担当していた右手が釣られてソプラノの音を大きく弾いてしまうのですよね。

画像1

 というわけで、先生にソプラノ担当の指とアルト担当の指を持って動かしてもらい、どのくらい指の重みが違うか確認させてもらいました。かなりソプラノの指を抜いて弾くことがわかりました。

 でも、この曲1か月ちかくやっているので、今回はおまけで合格。次回はいよいよ10曲目。シンフォニア11番をやります。

グリーグ/ホルベアの時代よりプレリュード

 GW中にたくさん練習したので、つっかえたり止まったりしながら、何とか最後まで弾きました。でも、弾けてないところが多すぎなのでボロボロ状態。

速く弾くのは後からで間に合うので、しばらく3、4ページの指練習をしっかりやりましょう。

ということで、先生は何とかなると思っているようです。まずは、同音連打部分。

ホルベア5

 ここの連打、太鼓のバチみたいに叩いているので、絶対叩いてはダメとのこと。かならず鍵盤を「さわってひく」と楽譜に書き込まれました。あと、右手を弾いたときは、すでに左手は次の位置に移動するようにとのこと。

 先生の両手に自分の両手を重ねさせてもらい、実際に動きを教えてもらいました。片手を重ねるのは慣れっこになっていましたが、両手は初めてなのでちょっと戸惑います。何だか「ケーキ入刀」とか「円陣組んで、ファイ、オー!」みたいだな、と。

 でも、これは本当に腕の動かし方がよくわかるので、やってもらってよかったです。3、4ページ目は左右の手の受け渡しのパッセージばかりなので、ほかの場所も両手を重ねさせてもらいました。

 で、動かし方がわかったところで、あとは強打でゆっくりリズム練習。前音付点と後音付点の2パターン。地道な練習ですが、これやると何だかだんだんと指が回るようになってきました。家でも延々とこのリズムパターンの練習をすることにします。


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