#44 連弾はプリモもセコンドもさらうことに(レッスン 9月2回目)
発表会に専念にするために止まっていたツェルニー、シンフォニア、おさらい会用のソロ、連弾、コンチェルトとやらなければならない曲が盛りだくさん。なので、今回はハノンと譜読みが足りていないコンチェルトはレッスンでは省きました。
サン=サーンス/動物の謝肉祭~水族館
なんだか、ハリーポッターっぽいこの曲。自宅でさらってみましたが、弾きやすいんだか、弾きにくいんだかよくわからない曲ですね。
今回は、時間切れで教えてもらえなくなるのを避けるため、レッスンの最初に連弾のこの曲を見てもらいました。ただし、自宅練習してわからなかった部分を先生に確認することをメインにして時間短縮。
まずはペダルの踏み方を先生に確認。基本、拍ごとにコードが変わったら踏みかえる。例えば、冒頭1小節目は拍ごとに踏みかえ。2小節目は1拍で踏みかえたら、2~4拍はコードが変わらないので踏みっぱなし。
以下の9~12小節目のアルペジオを半音ずつ下降していくところ。拍ごとに踏みかえか、左手の音符に合わせて踏むかわからなかったのですが、先生に聞くとペダル不要とのこと。確かに、音が濁るかも。
このほか、先生はいきなり大変なことを言い出しました。
8連符と6連符、9連符と4連符など、違うリズムを二人で合わせるので、セコンドだけじゃなくプリモも練習してください。
本番では、二人でパート交代して2回弾いてもらうかも。
な、なんですとー!。
確かに息子が小4くらいまでですが、連弾をやるときは息子のために、私はセコンドだけでなく、プリモも自主練習してサポートしていました。
最近は親のサポートなしで、一人で比較的難しいプリモを任せられるようになったので本当、楽になったなぁ、と思っていたのに。。。
しかし、今回の曲のポリリズムに関しては、確かに先生の言うことはもっともなので、プリモの練習もがんばります。ただ、本番で2回弾くのはいやだなぁ。。。
ツェルニー 30番 #4
実は前回のレッスンで#3は合格していたので、今回は#4を。ただし、いきなりダメだし。
右手の分散和音、すべての音が大きすぎです。
ドソミソのミソミはもっと抑えて。
逆に左手のメロディーをもっと出す。
ただし、フレーズをきちんと意識して。
あと、もっとテンポを速く!
実は私、右手で定型パターン(分散和音とかアルベルティバス)とかを弾くのがなぜか苦手なんですよね。左手のほうがうまく弾けるというか。。。
テンポを上げて、再度練習しなおします。
バッハ/シンフォニア 7番
発表会の曲のために、あまり見てもらっていなかったシンフォニア。7番をとりあえず、先生の指定テンポのゆっくりめで。ちょっとつっかえましたが、通して弾きました。
その後、疑問に思っていた、後半の左手、アルト、バスで6度離れて弾く部分をどうやったら横の流れでというか、和音的でなく、旋律的に弾けるのか先生に聞いてみました。
ほんの少し、ペダルを使います!
でも、ペダルに頼る前になるべく、音をつなげて弾くように意識してください。
どうも私は、この部分の和音レガートで1の指を離すのが速いみたいです。せっかく5や4の指でバスをつなげても、アルトの1の指のところがテーマだったりするので、それがぶつ切り状態でかっこ悪いことに。
なので、先生と一緒に6度をレガートで弾くことを練習。何度かやって、だいぶマシになりました。
この曲、もう1回やりますか? だいぶ音楽的に弾けているので合格にして、先に進んでもいいかと。。。
7番は確かにあまり見てもらっていないのですが、家では6月からずっと練習しているので、ちょっと飽きたかも。今回は先に行くことにしました。
次回はシンフォニア 15番です。
モーツァルト/ソナタ(K.333) 3楽章
はじめは楽譜見て弾くか先生に聞かれましたが、先生に楽譜を預けて、最初から暗譜で通しで弾きました。つっかえながらも、今回は最後まで弾き切りました。
ちゃんと暗譜の練習できていて、よいですよ!
と褒められました。弾いている最中は、先生は楽譜を手に細かくチェック。チェックした場所に日付を入れるなど、いつになくたくさん楽譜に書き込んでくれました。まず、ペダルを長く踏みすぎて、休符がつぶれているところを指摘されました。
このほか、以下の休符付き3連符のところで両手がバラバラになりがちなので先生と一緒に直しました。
一通り、うまく弾けていないところを指摘された後、
この曲はロンド形式なのですが、同じフレーズが再度現れたとき、どう意識していますか?
何だか、今まで指摘されなかった抽象的なことを言われました。要するに、不用意に弾いているというか、ちょっと突っ込んで弾いているのかな?
言葉の少ない先生の言いたいことを解釈してみると、「またお会いしましたね?!」といった感じというか、ちょっとかしこまった弾き方をしたほうがいいみたいです。
と言っても、どう弾いていいかわからないので、ほんの少し間を空けてみることに。
まぁ、そういう弾き方でもいいかもです。
でも、もっとよく考えてみましょう。
そのほか、似たような感じで、61小節目からのちょっと短調に変わる部分や、カデンツァの189小節目からの一番盛り上がる部分をどう弾くか、先生とあーだこーだといろいろな弾き方を試しました。
間違えたところのダメ出しではなく、こういうダメ出しは何だかレッスンしていて楽しいですね。そう感想を独り言っぽくつぶやくと、
暗譜できているから。暗譜ならではだからですよ。
とのことです。
要するに、もっと普段から暗譜がんばれってことなのかな。
すべての曲を毎回、暗譜するのは大変で無理ですが、この曲に関しては、おさらい会まで、毎回暗譜前提でレッスンに臨もうと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?