見出し画像

【ツェルニー30番】シベリウス/カプリスの練習にも役立つNo.24、あっけなく合格 #114

以前、なかなか合格しないと悩んでいたNo.23なのですが、実は昨年の納会で弾いたアヴェ・ヴェルム・コルプスのレッスンが本格化する前に適当に弾いたときに合格になりました。

先生的には納会で弾く曲に集中してほしかったのか、手の平を返したように基準が甘くなりました。。。そんな先生の反応に私もこだわるのがバカらしくなったので、次に進むことに。

それ以降、しばらくツェルニーはお休みになっていたのですが、今回のレッスンで前の時間帯の人のレッスンが長引いていたので、待っている間、No.24を弾いていることにしました。

No.24は、左右交互に同じフレーズを16分音符の音価分ずらしながら弾く曲。

テンポ指定が爆速の曲が多いツェルニー。しかし、この曲に関してはなぜか指定のBPM=112でも楽に弾けるので弾いていて楽しいです。
(ツェルニーってたまにテンポ指定が甘いときがありますよね。。。)

※なお、爆速指定のツェルニーは、とてもじゃないですが私はテンポ通りに弾けないので、大体70~80%のテンポを目安にして弾いています。

この曲は、シベリウス/カプリスにも同じ音型が出てくるので、並行して練習してすごく役立つなぁと思いました。以下の部分ですね。

私の先生のような「ツェルニーいらない派」の人は、実際の楽曲で登場する部分(赤枠部分)でテクニックを習得すれば十分っていうか、そのほうが効率的って考えなんですけど、そういう考えになるのって、やはりある程度ピアノの才能がある人だからだと思うんですよね。そういう人はツェルニーやっている時間が本当もったいない。

ただ私の経験上というか、私のような凡人は実際の楽曲から効率よくテクニックを習得できているという感覚があまり得られないんです。ムキになってその部分を練習しても、いつまで経ってもうまく弾けない。。。

しかし、実際の楽曲の練習と並行してツェルニーを練習すると、思わぬところで役立つというか、練習曲と実際の楽曲とを弾き比べることで、テクニックが定着する感覚を得られる、何かがつながった!って感じることが本当に頻繁に起こります。

だから、私にとってはツェルニー30番はマジで神の練習曲!

いろいろな考えの人がいるし、先生の意見と真逆なんで絶対とは言いませんが、ピアノがあまり得意でない人こそ、ツェルニー30番をやった方が効率的でよいんじゃないかなぁ、と思っています。

ま、あくまで個人の素人の意見ですが。。。
(先生が反対派でも私のように無理強いすれば教えてくれる場合もあるし)

で、話を戻して、先生を待っている間、No.24を弾いていると、先生は

せっかく練習してきたようなので、そのままツェルニーをやりましょう

ということになりました。

No.23合格からずいぶんと時間が経っていたこともあり、かなり弾きこんでいたので安定していたのもありますが、「強弱をもっと付けて」と指摘されたところを修正したら、この1回で合格になりました。

相変わらず、基準が甘いなと思いましたが、争ってもしょうがないので先に進みます。次回は右手アルペジオの練習のNo.25です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?