見出し画像

【ピアノ発表会】プログラムを見て思うこと 2024

先日、先生からメールの送信があって、今年のピアノ発表会のプログラムの画像が添付されていました。名前や曲名の誤りがないか校正するようにとのこと。

私にとっては新しい教室での初めての発表会なので、以前の教室としっかり比較しながら、大変興味深く拝見させていただきました。

子供の生徒は?

まず、最初に気づく大きな違いは、子供の生徒層の厚さです。子供の参加人数が以前の教室の倍くらいかな。かなり多い。そして曲目も難易度の幅が広いです。

未就学児向けの曲、小学生が発表会でよく弾くブルグミュラーやギロック、そしてYoutubeの動画で人気の曲が並んでいるのは以前の教室と同じですが、ドビュッシー、モシュコフスキー、平吉毅州、三善晃、湯山昭の子供向けではあるけど難しめの曲を弾く子がいるのがちょっと違う。あと、(私が以前弾いた)グリーグ/ホルベアの時代より 前奏曲を弾く子も💦

Youtubeでは、これらの曲はコンクールに出る小学生がよく弾いている印象ですが、今回はそれの実物版を見れるのか。。。以前の教室ではこのレベルの曲を小学生が弾くことはありませんでした。それ以外にも大人と同じような曲を弾く子は、おそらく中高生なんでしょうね。。。

以前の教室の子供の生徒より明らかに弾く曲のレベルが高い。やはり、コンクールに力を入れているし、音大目指す子も在籍している教室だからなのかも。。。

あと、先生の力量だけでなく、立地も影響してそう。

教室がある場所はかつてのイメージほどではないものの、一応世帯年収が高いとされるブランド地域で、教育熱心なファミリー層が多いという点も相関がありそうです(下手な音大より、東大等、高偏差値大学のピアノサークルにかなりの腕前の人が在籍している話と関連といいますか。。。)

大人の生徒は?

一方、大人の生徒の参加人数は、以前の教室と同じくらいで十人ほど。ですが、かなり難易度の高い曲を弾く人が何人もいて驚きます。

子供同様に大人が弾く曲も全体的に以前の教室よりレベルが高いなぁ。。。

というか、大人の生徒の参加者のなかでは、私が弾くベートーヴェン/ソナタ 1番 1楽章が難易度的に最底辺!じゃないか💣 マジか~。エラい教室に入ってしまった(笑)。。。

そして逆説的に以前の教室と同じだなと思う点もあります。いや、より極端かも。それは初中級者の大人の生徒が発表会にまったく参加しないことです。絶対いるはずなのに。

この教室も同じなのか。。。これは本当残念ですよね。。。

誤解を恐れずに言うと、学校とか教育機関であるあるな、いわゆるスクールカースト上位層だけが満足度の高いイベントになる問題、と言いますか。。。

ま、私は上位層じゃありませんが、発表会出ますけどね。ホールでスタインウェイのフルコン弾きたいので。

でも、出ない人の気持ちもわかります。
趣味や習い事において、承認欲求ってほんと大事なんですよ。それが悪いことのように言われる風潮が私はちょっと疑問です(大きな声では言えませんが)。

まさにお先真っ白なホワイト化された社会の風潮では、「人と比べてはいけません」とか、「自己肯定感を高めましょう」とか実際はかなり難しいことを言われてしまうのがツラいですよね。ピアノの先生自体がそういうこと言うし。

趣味の大人の生徒ほど、習熟度別に完全に分離して、別開催にすればいいのになぁ。

以上、長くなったけど独り言💣でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?