【ツェルニー30番】No.21 半音階の指使いに違和感あったけど合格 #102
ツェルニー30番 No.21のテーマは半音階の練習なのですが、練習していてその指使いに戸惑いました。子供の頃に習った半音階の弾き方のルールは、
白鍵は1の指
黒鍵は3の指
白鍵が並ぶ(短2度の)場合は1,2の指
で弾くでした。しかし、このNo.21は黒鍵を2の指と指示しているのです。そして、白鍵が並ぶ(短2度の)場合は1,3の指を使う、と。
黒鍵を2の指で弾くのもそうですが、この白鍵の並んだミ・ファとシ・ドを1,3の指で弾くのが違和感ありまくりで、この指使いを身体が拒絶し、該当箇所で混乱して間違えます😿
何かのまちがいなのでは?
いや、以下の記事のように、私の使っている楽譜(全音)は価格がワンコインだったときの大昔のものなので、今は訂正されているかも!?
と思い、息子の音友の楽譜と見比べてみましたが、半音階と関係ないアルペジオ部分の指使いに差異はあるものの、肝心の半音階部分は変わっていませんでした。。。
先生にもこの指使いで大丈夫なのか聞いてみたところ、
とのことでした。先生の言うことに「それもそうか」と一応、納得できたので、ツェルニーの指示通り、黒鍵を2の指でもっと練習してくることにしました。
次のレッスンではだいぶ2の指で黒鍵を弾くことに慣れたものの、
とのこと。要するに右手のときはダメだと言われている。。。
私はどうも右手メロディー、左手伴奏のとき、左手を聴けていない、右手に左手を合わせにいっている、と以前から何度もダメ出しをされています。
今回も、半音階を右手で弾くときと左手で弾くときの音を注意して聴いてもマジで違いが理解できません。
「ダメなときは、右手と左手がずれているのか」と聞いてみると、そういうわけではないらしいです
左手にノれていない。
左手に意識がいっていない。
左手を聴こうとしていない。
ツェルニーだけでなく、バッハのときも何度も何度もこのように言われるし、それに対して自分でも何とかしようと努力しているんですけど、言葉の意味は理解できるけど、では実際はどうしたらいいのかわからず、いつまでも治らない。。。
先生は自分の言うことをきかない、努力していないというようにとらえているようです。
以前も思いましたが、こういうのって、「縄跳びが飛べない子」「縦笛が吹けない子」などと同様な、発達性協調運動障害(DCD)の一種(ピアノ限定版)なのではないかと思う、この頃です。
努力はしているんですけどね。
ただ、本人の挫折感や屈辱感を与えるような言動や訓練を繰り返させるのではなく、もうちょっとだけ配慮のある、出来ない人の気持ちに寄り添うレッスンをしていただけるとありがたいかな。
一応、3回目にして合格はしました。
次はトリルの練習のNo.22です。
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