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【ツェルニー30番】No.22 左手を聴けていないけど合格 #104

 ツェルニー30番 No.21は右手トリルの練習。以前、#78の記事で書いた難易度表で久しぶりに確認してみると。。。

(やさしい)11162810 (残り1)
(ふつう)19121418172425(残り2)
(むずかしい)22233026271321152029(残り6)

No.22はむずかしい列でいちばん簡単? No.20、No.21のほうが難しかったのか。そんな風には感じませんでしたが。。。

4-1、5-1、4-1、3-1の音形が苦手

ただ、私この曲で苦手なフレーズがあるんですよね。ここです。

親指の音が大きい!
親指をバタバタさせない!
手のひらで弾くイメージで。
親指は鍵盤の中で弾いてください。

と、今までも何度も言われたダメ出しをされて怒られます。
どうも私、こういうフレーズを手首の回転でというか親指を上に上げて弾いてしまう癖があります。

スタカートであることをあまり意識せずに、上方向に跳ねたりせずに、普通に下方向にノンレガートで弾くイメージにするとよいとアドバイスを受けました。何度もダメ出しをくらいましたが、最終的には何とかOKにはなりました。

あと、次のフレーズもなぜか弾きづらくて上手くいきませんでした。前の音のC#に引きずられて、1の指の位置が黒鍵を弾くときと同じ位置になっていたのが原因と指摘されて、手前に移動させることで改善できました。

相変わらず左手を聴いていないとダメ出しされる

ただ、一番の問題は前回もそうでしたが、ツェルニー30番の右手=メロディ、左手=和音が主体の曲で以下のようなダメ出しをされます。

右手だけで弾いているように聴こえます。
左手をもっと聴いて!
左手が指揮者です。右手を左手に合わせて!

左手=メロディ~のときはあまり言われないのですが、それとの違いがわからないので何がダメなのか、どう直したらいいのかがわかりません。
先生は埒が明かないと思ったのか、

左手の音量10、右手の音量1くらいのイメージで最初から最後まで全部、弾いてください

と言われて、その場で練習しました。よく考えると、これって以前、この記事で書いたのと同じことですよね。

「左手を聴けていない」だけでなく、レッスンで同じようなダメ出しを何度も何度も何度もされ続けているので、パンチドランカー状態になって、記憶力が低下というか、頭があまり働かなくなっているようです。

No.6のころからずっと同じことを言われ続けているということにも改めて愕然としましたが。。。

一応、この練習をしてから再度弾きなおすと良くなったということで合格にはなりました。

ただ、この練習や右手をオクターブ上げて弾く練習に効果があることはわかるのですが、相変わらず先生が「ダメ」と言うときと「OK」というときの「違い」がわからないんですよね。。。やはり、ダメ耳なので。

耳がダメなので、この手の左手を聴くための練習を何度もやって、身体に慣れさせるしかないのかもしれません。
ツェルニーを家で練習するときは、「右手オクターブ上」の練習もするように忘れずにやることを改めて決心しました。

次はNo.23。3度スケールの練習です。

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