#45 レッスンで暗譜が崩壊(レッスン 9月3回目)
モーツァルト/K.333 3楽章
相変わらず、地道にK.333の暗譜の練習をしています。先生が暗譜の練習のしかたをアドバイスしてくれたのですが、それは、
1.ゆっくりのテンポで通して弾く。
2.2小節弾いたら、次の2小節は弾かずにメロディを歌うを繰り返す
というもの。
1.の方法は何回かやりました。
ゆっくりのテンポだと、勢いというか、体の記憶で弾くことがなくなるのがメリット。それに音を考えながら弾く余裕ができるのもいいです。
一方、デメリットは普通に弾くより時間がかかって効率が悪いこと。私にとってはこの点は強烈なデメリットなので、この練習は通しではなく、暗譜が苦手そうな部分だけ取り出してやることにしました。
2.の方法はちょっと試してみましたが、すぐに止めました。
そもそもすごく難しくて、できるようになるまでものすごく時間がかかりそうで効率の面で極悪なのと、あくまで2小節おきに弾くのが上手くなるだけで、暗譜の練習にはならないんじゃないか、という気がしたので。
先生の言う通りに練習していないわけですが、先生自身も
どんな暗譜の練習が効果があるかは、人それぞれなので、参考程度に。
と言っていたので、私は、普通に暗譜で通して弾くことと、暗譜でゆっくり部分練習を組み合わせて練習することにしています。
で、その成果が出て、家では途中で躓いたりするものの最後まで暗譜で弾きとおせることが多くなってきました。しかし、時々、暗譜が飛んでしまって復帰できないときがあります。
で、それが今回のレッスンで派手に発生しました💦
先生に楽譜を預けて弾き始めるのですが、弾き始める前から頭に楽譜が浮かんでこないというか、怪しい感じはしていました。で、途中で暗譜が完全に飛びました。
先生がドレミの音名を言ってくれてもまったくわからず。先生が楽譜を持ってきて「ここですよ」と指示してくれても、その部分を弾けばいいんだなということがわかっても、楽譜を見てもどう弾けばいいかまったくわからず。
なんというか、爆弾か何かでその部分の記憶がまるごとすべて吹っ飛んだ感じです。
かなり時間をかけて気持ちを落ち着けて、ようやく弾き方を思い出し、復帰しましたが、その後も最後まで弾く間に、何度か同じことが発生しました。
ただ、何となくこういうことが起こる予感はしていました。というか、私は初めから、どんなに暗譜の練習をしても、こういうことが本番で起こることを完全に防ぐことはできない、と確信していたので。
本番で音楽的によい演奏するための暗譜のはずなのですが、たとえ本番でこうなっても、それでも楽譜見て弾くよりも、暗譜のほうが音楽的によい演奏をしたということになるんだろうか。。。
練習で暗譜する価値はあると思うのですが、正直、本番で暗譜をする意味がよくわからなくなってしまいました。本番は楽譜を見て弾こうかな。。。
ツェルニー 30番/#4
実は私は、右手でアルベルティバスなど、特定の定型パターンを弾くのが苦手みたいです。#4ですが、この曲を弾いて、特に1の指で音を保持しながら弾くのが苦手だということが判明しました。
親指にものすごく力が入ってしまってガチガチ状態に。ほかの指を動かすときは、指で弾くというより、腕で弾く状態になってしまいます。
腕が痛くなっていませんか?
先生が心配そうに言ってきました。なので、この曲はスキップして、次の曲に進んで、#4はあとでもう一度チャレンジすることになりました。
バッハ/シンフォニア 15番
シンフォニア15番を見てもらうのは初めてです。まだ、譜読み開始して間もなく、うまく弾けませんが、つっかえながらも最後まで弾きました。
この曲は、3声っぽくないというか、3声のプレッシャーをあまり感じない曲。なので、譜読みが足りず初見に近い状態で楽譜をガン見して弾いても、何とか弾き続けることができました。
ただ、以下の部分とかが難しいですね。
先生に、両手で同音を弾く部分は片手で弾くようになおしたほうがよいか聞いてみたところ、
両手で弾かないと、逆に弾きにくいはずです。
とのことです。弾きやすい指使いを先生と試行錯誤しながら考えて、修正したところ、かなり弾きやすくなりました。あとは練習あるのみです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?