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#35 本番用の楽譜を作ってみた(レッスン 7月4回目)

 先生に譜めくりをしてもらうことになったのと、そろそろ発表会も近いので、本番に使う楽譜を作ってみました。1年前のモーツァルト/K.475 幻想曲ハ短調(10分以上かかるかなり長い曲)のときと比べると、譜めくり用の付せんが2つだけなので、ずいぶんシンプルです。

 ホルベア~前奏曲のところは見開き2ページの構成。6ページ分なので、2回譜めくりが必要になります。自分でめくるときはページ右下に付せんを貼るのですが、今回は先生がめくりやすいようにページ右上に貼ります。

 付せんは蛍光ピンクと蛍光みどりの2種類で目立つように。間違って違う方をめくらないように、ページの右端は同じ蛍光ペンの色で縁取りをしておきます。

 前奏曲を弾き終わったら、自分で譜めくりして、楽譜の位置調整。続くホルベア~リゴードンは、3ページ見開きの構成にして、譜めくりはしません。今回はこの楽譜を持ち込んでレッスンしました。

グリーグ/組曲「ホルベアの時代から」 前奏曲


 本番のように、先生が左側に立って譜めくりをしてもらいながら、前奏曲を弾きます。そこで先生が不満そうに一言。

1回目の譜めくりのとき、こんなに間を空けるのなら、自分で譜めくりしてください。。。

 いや、最初は自分で譜めくりするつもりだったのに、先生が譜めくりやると言い出したんじゃなかったっけ? しかし、ここで反射的に

わかりました。自分で譜めくりします

と言ってしまうと、またバトルになるので、ここは冷静になって、

「すみません。家では自分で譜めくりしているので、どうも間の空くタイミングに慣れてしまったようです。。。」

とまずは謝ります。要するに、先生は自分で譜めくりをかってでるほど、どうしても不自然な間を空けてほしくないんだな、と。なので、この部分をもう一度間を空けないようにして弾きなおしました。

先ほどは2拍分。今は1拍分近く空いています。ブレスするくらいの間は空けてもいいのですが、ここはインテンポのつもりで弾いてください。

 確かに前も同じことを言われた記憶が。。。ただ、この部分インテンポだと、高音部で2ページ目が終わったあと、3ページの最初の低音部の和音をすかさず勢いよく弾かなくてはなりません。

私、いつも注意されるのですが、弾くときに不必要に体を動かす癖がありまして、以前、先生の指示でインテンポでこの部分を弾いたとき、先生が小柄なせいもあるのですが、譜めくりする先生のお腹に頭を突っ込みそうになりました。

それ以来、どうしても遠慮しがちに。。。

でも、やるしかありません。本番でそんな失態をしないように、体を動かさずに腕の移動で弾けるように、その場で譜めくりなしで何度も練習をしました。

今回のレッスンはこのほか、たくさんのダメ出しをされました。前回と同様の苦手な音型の部分や、ほかの部分での間の取り方の問題等。間の取り方って癖みたいになっている面があるので、本当修正するのが難しい。。。

このため、今回は時間切れでリゴードンを見てもらうことができませんでした。

いまだにこんな状態なので、本番の出来が非常に心配ですが、もうこうなっては余計なことを考えずに今できることを地道に頑張るしかないですね。

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