柚子、もったいない使い方をしていませんか?レシピと再利用方法をご紹介
柚子、もったいない使い方をしていませんか?レシピと再利用方法をご紹介
こんにちは!株式会社ベジタリアンブッチャージャパンの広報担当部です。今回も表題について記事にさせて頂きます。
柚子は香りが良く、薬味や料理の隠し味などで大活躍する食材です。しかし、多くの方は柚子の皮部分を使用したら、残りは捨ててしまうのではないでしょうか。実はこの使い方、とてももったいないのです。こちらの記事では、柚子を丸ごと無駄にしないレシピや、意外な再利用方法についてご紹介しています。
【柚子は皮も果肉も余すところなく使えます】
それでは早速、柚子を丸ごと無駄にしないレシピからご紹介していきましょう。
【柚子ハチミツ】
柚子にはビタミンCやペクチン、ミネラル成分などが豊富に含まれているため、一部を使うのではなく、できれば丸ごと摂るのが望ましいのです。
こちらでは、柚子を丸ごと使う柚子ハチミツのレシピをご紹介します。
用意するものは、柚子、蓋がしっかり閉まる容器、ハチミツです。
なお、柚子の量についてはお好みによって調節してくださいね。
【柚子ハチミツの作り方手順】
1.柚子を丸ごと洗って、表面の汚れや農薬を洗い流す。洗剤を使用する場合には、洗剤成分が残らないように注意する
2.おへそを取って、柚子全体を薄く輪切りにする。種は以下でご紹介する方法で再利用できるので、捨てずに取っておく
3.輪切りにした柚子を容器に入れて、柚子が隠れるくらいのハチミツを流し込む
4.冷暗所で2~3日程度保管する
柚子ハチミツは浸け込まずにそのまま食べることもできますが、浸け込んだほうが、よりハチミツが浸み込んで食べやすくなります。
このまま食べても美味しいですが、紅茶に入れる方法もおすすめですよ。
【お酒が好きなら柚子酒を作ってみて!】
柚子とお酒が好きなら、柚子の皮と果肉で柚子酒を作ってみましょう。
用意するものは、中くらいの柚子を9~10個、ホワイトリカー、氷砂糖、果実酒製造用の容器です。
【柚子酒の作り方】
1.容器を洗って熱湯消毒し、乾燥させておく
2.柚子をきれいに洗って皮を剥く。白い部分はなるべく取り除いておく
3.容器に氷砂糖を入れる
4.柚子を容器に入れてホワイトリカーを注ぐ
5.1週間後に皮だけを取り出す
6.約3カ月後に柚子酒が完成
柚子酒は、浸け込む期間が短いと風味が弱まりますので、3カ月間(氷砂糖が溶ける期間)浸け込むことを目安としてください。
取り出した皮は、ネットに入れて湯船に浮かべれば、柚子湯に活用できますよ。
【柚子で化粧品を作れる!?】
柚子は食べて美味しい食材ですが、実は化粧品を作ることもできます。
【柚子の種で化粧水を作ってみよう】
柚子の種で化粧水?と不思議に思うかもしれませんが、柚子の種にはペクチンが含まれているため、種で保湿化粧水を作れるのです。
用意するものは、柚子の種、20℃の甲類焼酎、化粧水を作るガラス瓶(蓋が閉まるもの)、化粧水を保存する容器です。
【柚子化粧水の作り方】
1.ガラス瓶と保存用容器を熱湯消毒して乾燥させる
2.柚子の種をガラス瓶に入れたら焼酎を注ぐ
3.蓋を閉めて1週間程度冷暗所で保存する。その間には、1日1回ガラス瓶を上下に優しく振る
4.保存用容器に柚子化粧水を移して冷蔵庫で保存する
この化粧水は約1カ月持ちますが、冷蔵庫で保存しないと早い段階で劣化しますので、この点については注意してくださいね。
また、アルコール成分はお肌への刺激がやや強いため、お肌が弱い方や皮膚疾患がある方は、残念ながらこの化粧水は使用できませんので、この点についてもあわせて注意してください。
☆★まとめ★☆
柚子といえば、皮部分が注目されがちですが、実は、柚子は余すところなく丸ごと使えるのです。
たとえば、皮部分のみを使う場合では果肉部分や種が余りますが、これらも有効活用することで、無駄なく柚子を使いきることが可能になります。
今回は、柚子ハチミツ、柚子化粧水、柚子酒という3種類のレシピをご紹介してきましたので、ご興味がある方はぜひ、実践してみてくださいね。