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サスティナブルをする上で知っておきたい食品ロス

サスティナブルをする上で知っておきたい食品ロス

こんにちは。株式会社ベジタリアンブッチャージャパンの広報担当部です。今回も表題について記事にさせて頂きます。

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サスティナブルをする上では無駄をできるだけ排除する必要があります。特に食べ物は無駄になることが多く、「フードロス」という名前ができるほどに問題が認知されています。フードロスにはどのようなものがあるのでしょうか。


【家庭で起きるフードロス】
家庭で起きる食品ロスについていくつか見ていきます。

最も多いのが「過剰に捨ててしまうこと」です。野菜や魚、肉は勝った時の状態で食べるとは限りません。野菜であれば皮の部分を切ったり、魚であれば内臓など食べられない部分を捨てたりすることがあります。そうした部分が食品ロスとなります。

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「食べられない部分だから仕方ないのでは」と思う方もいるでしょう。確かに野菜の皮などは食べられない部分なので仕方ない場合もあります。実際に未熟なジャガイモの皮には有毒なソラニンが含まれていることもあり、処分するのが適切です。ですが捨てる箇所にも食べられるところがあり、サスティナブルを目指すならば、そうした部分を見極めていただく必要があります。

食品ロスが起きる理由の2つ目は「買った食品を傷めてしまう」ことです。大抵のものは買った直後に冷蔵庫で保存します。ですがいつまでも冷蔵庫で保存できるものではありません。早く使わなければ食べ物が痛み、廃棄してしまうことにあります。

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痛めてしまうことによる食品ロスを減らすには「食品ごとの保存期間を知ること」が大切です。大根であれば2週間、里芋であれば一か月持つなど食品によって傷むまでの期間が異なります。早めに痛むものは購入後すぐに食べる、多少長く持つものは後回しにするなど、食品の特性に合わせた食生活を行うようにしましょう。

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不要なものを買いすぎないことも大切です。特売など安く売っているものをついつい買いすぎてしまうことはないでしょうか。目先の価格の安さにつられても、使用することなく廃棄した場合はその分が損失となります。そのため買い物をするときは自分が使いきれる量などを見極めて買い物をするようにしてください。


【フードロスせずにする方法】
ここでは廃棄しやすい食材などについて紹介します。

最初は「ブロッコリーの茎」です。ブロッコリーは葉の部分を食べることはあれど、茎の部分を食べる人はあまり多くありません。ですがブロッコリーの茎にはビタミンCのほかβカロテンも多く含まれているため、捨てるのではなく葉と一緒にいただくことをお勧めします。

ブロッコリーの茎はスープの具にしたり、肉巻きの具にしたりできます。固いので調理に時間がかかるかもしれませんが、電子レンジなどで加熱すれば短時間で柔らかくすることが可能です。

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2つ目は「魚の血合い」です。血合いとは背中とお腹の間にある部分。血のように赤黒いことから血合いと呼ばれています。ただし血液が集まっているわけではありません。人間でいう遅筋ように赤い筋肉が集まっている部分です。

血合いの特徴は栄養がほかの部位よりも多いこと。ビタミンB群や鉄分などが多めに含まれています。魚の種類にもよりますが、ビタミンAやDHA、ミネラルなども含まれていることがあり、血合いを食べれば効率よく栄養が吸収できます。

特に注目してほしいのが鉄分です。鉄分はレバーなど癖の強いところに多く含まれる特性があります。魚の血合いは比較的癖が少ないのでレバーなどよりは気楽に食べられます。

血合いは筋肉であるため、ほかの部位と食べ方に変わりありません。ただし生臭さが気になる方もいますので、そうした方は塩水などで少し洗うことをお勧めします。塩水であらうと血合いの表面にある臭み成分が消えるため、不快な思いをすることなくいただけます。

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☆★まとめ★☆
フードロスは食品のロスなどであり、サスティナブルを目指すのであればできるだけ避けなければいけません。作る原因は食材を過剰に捨てることや傷んでしまうことなど様々です。食材によって捨てるのは勿体ところもありますので、そうした箇所は有効活用していきましょう。