【中学生向け】医大生が考える中学生の時にしておくべき勉強

どうも、中学生の時、サッカー部に入りたかったんですが、
中学校にサッカー部がなかったので、仕方なくテニス部に入った、バズビーです。


僕は頭の良くない中高一貫校出身なのですが、
その中高一貫校の6年コースにはサッカー部がなかったんです。

高等部3年間のコースにはサッカー部があり、中学生の間はクラブチームに通うことも考えたのですが、
学業との両立が厳しくなると思い、公式テニス部に入りました。

今となっては、公式テニス部で一緒になった友達と競い合い、教え合ったことによって、
成績が上がり医学部にも合格できたので、良かったと思っています。

僕は、環境に恵まれており、同レベルの大学を目指す友達と同じ部活、同じ塾に入ったことが
成績向上に大きく関わっていると思います。

勉強において、環境はとても重要です。

特に、以前にもお話ししたように、同レベルの高校・大学を目指す人と競い、教え合うことのできる環境は多くの恩恵をもたらしてくれます。

なので、周りに同じレベルの大学を目指す友達がいれば、競ってみましょう!


では、本題に入りましょう。

今回のお話は、高校生になった時に役立つ、中学生の時にしておくべき勉強についてお話しします。

それはズバリ、英語・数学です。


英語は高校、大学さらには社会人になってからも重要になってきます。

そして、中学生の時に英語をしていなければ、高校生以降にその分の英語をしなければなりません。

英語は言語であるため、他の科目に比べて積み重ねが重要であり、
中学の内容がそのまま高校、大学につながります。

なので、英語は中学時代にしておくべきなのです。

具体的にすべきことは、英単語の暗記でしょう。

それも、1対1で覚えるのではなく、例文を用いて覚えましょう。

例えば、「conclusion」という単語について、「conclusion=結論」とするのではなく、
「In conclusion, S + V = 結論として、SはVする」という風に、文の一部として覚えるのが良いでしょう。

こうすることで、長期記憶になりやすく、実際に文の中での使い方まで知ることができるのです。



数学は、高校卒業後には使わないという人ももちろんいるでしょう。

僕自身、大学に入ってから、大学の勉強で数学を勉強したことは皆無と言っていいほどありません。

にも関わらず、なぜ数学は勉強すべきなのでしょうか。

理由は2つあります。

まず、1つ目の理由は、論理的に考えることができるようになるという点です。

数学を勉強する上で、重要なことは「〜だから…である」という因果関係を掴むことです。

数学の公式を覚える時にも「なぜその公式が成り立つのか」を考え、
理解を深めるためには論理的に考えることが必要不可欠なのです。

つまり、数学は論理的に考えられなければ、理解することが難しいのです。

そして、論理的に考えることができるようになるには、訓練が必要であり、
この訓練は早ければ早いほどいいものです。

この論理的に考えるということは数学だけでなく他の科目にも役立ちます。

高校以降の理系科目の計算はもちろんのこと、英語を理解する上でも重要になります。

さらには、国語の文章の構造を理解し、文章の意味を汲み取ることにもつながります。

また、高校の卒業後においても、様々なことを理解することに役立ちます。


次に、2つ目の理由は、試行錯誤する癖をつけることができるという点です。

高校を卒業してから、塾講師として受験生に数学を教えていますが、
その際に感じることが多々あります。

それは、「試行錯誤する習慣がついてない」受験生が多いということです。

まず、数学という教科は試行錯誤しなければなりません。

というのも、もちろん問題の中には解法の流れがすぐ頭に思い浮かぶものもありますが、
一方で、解法の流れがはっきりと分からないものも存在します。

さらに言えば、全ての問題は初めに解く時は解法の流れが分からないものであり、
解法の流れが瞬時に頭に思い浮かぶようにするには、問題を解く積み重ねが必要なのです。

そこで、解法が分からない時に必要なのが試行錯誤です。

試行錯誤とは、その問題で与えられた条件を使ってできる計算を進めていくということを指します。

そのためには、知識はもちろんのこと、問題に取り組む忍耐力も必要です。

そのため、忍耐力も培うことができるのです。

そして、試行錯誤を繰り返すことは成功体験を積むことにもなると僕は思っています。


ここからは余談ですが、国語は勉強するというよりは、読書をすることが良いでしょう。

僕自身、国語はそこまで得意ではなかったのですが、
それは長文を読むことが少し苦手であったことが一因と言えるでしょう。

なので、長文を読むことが苦にならないように本を読むことをお勧めします。


それでは、今回のまとめです。

中学生時代にするべき科目は英語と数学です。

英語は、他の科目に比べて積み重ねが大事であり、
数学は、理論的に考えることと試行錯誤することを身につけることができるためです。

国語については、読書することをお勧めします。

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