化学・語呂合わせ(超我流)

※勝手に編み出した呪文詠唱みたいな語呂合わせが流れます。ご注意を

こんにちは。バトル村のマヤです。化学って覚えること多いですよね。その為に語呂合わせとかがあるみたいなんですが、私はあんまり好きじゃないです。なぜなら、変な覚え方をするとごっちゃになるから。

例えば、イオン化傾向で「リー貸そうかなまああてにすなひどすぎる借金」ってありますよね。

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まあいいのかもしれませんが、結構問題点があると思います。問題点としては、

・「まああ」の部分で、Mg→マグネシウムを出すのも少し無理やりだがそれは置いておくとして、AlとZnが両方頭文字の「あ」しか取られていないのでごっちゃになる

・水銀と銀をまとめて「すぎ」で片付けており、銀が抜ける可能性がなくはない

・水素がどこにあるか分かりづらい

など挙げられます。特にアルミと亜鉛がごっちゃになるのは致命的です。化学は広い分野なので、イオン化傾向の問題ばっかりやる訳にもいかず、経験則を利用して埋めるのもよほど得意じゃないと厳しいでしょう。

と、そこで私のクソ語呂合わせが活躍するわけです。その語呂とはこちら

クバスルカナマガールマンズンフェコニスンプブスイソクフガーグプッタウ

????となった方も多いでしょう。というかほとんど「?」を頭にうかべていると思います。これは「ただの詳しめのイオン化傾向のローマ字読み」です。詳しめのイオン化傾向とは、

K<Ba<Sr<Ca<Na<Mg<Al<Mn<Zn<Fe<Co<Ni<Sn<Pb<(H2)<Cu<Hg<Ag<Pt<Au

のことです。この語呂合わせの良い点としては、

・Na,Mg,Alは元素の「ななまがーるしっぷすくらーくか」の部分そのままで覚えやすい

・クバスルカ/ナマガール/マンズン/フェコニ/スンプブ/スイソ/クフガーグ/プッタウと切るとリズムが良く分かりやすい

・ローマ字ほぼそのまま読みで無駄な部分が無い

・H2を入れることにより酸に溶けにくい金属が分かりやすい

などが挙げられます。覚えにくいとか言わないで

ちなみに友人からは引かれました。でも完璧に覚えられたしいいか、と思ってます。

イメージとしては、クバスルカ(謎)ナマガール(生の女の子)マンズン(リズム良く)フェコニ(フェルミ的な)スンプブ(スンドゥブを意識して)スイソ(水素)クフガーグ(寝てる人)プッタウ(〆)という感じです。なんだこれ

でもやってる事は日本史の「イクヤマイマイオヤイカサカサヤオテハタカヤキカカワタハワイ...」と続く歴代総理大臣の覚え方と変わらないと思いますよ。

次は二糖類の構成単糖類の覚え方。これもほぼ頭文字取で

スクアグベフ/マルアググ/ラクベガベグ/セロベググ

です。

スクアグベフ……スクロースはαグルコースとβフルクトースで構成されている

マルアググ……マルトースはαグルコース×2で構成

こんな感じです。ラクベガベグはラクトース、セロベググはセロビオースです。友人からは「クトゥルフ神話の生物か」と突っ込まれましたが。

あと、炎色反応について。これもリアカーなき……という覚え方がありますが、後半がどうも忘れてしまう。ということで、ストロンチウムとバリウムについては「ストロンくれないバキミドリ」と覚えてます。ストロン(strong)くれない(X Japan)バキミドリ(刃牙緑)っていうイメージ(?)です。

さらに今日編み出したクソ語呂。先に出しておくと、

アバロイソ・フェ(|Y↑↘・|⌬)フェセリトレ(|→)カルアスグル・デアシフェミノ(|↑)シスメ(↑・+⇅)リシヨン

呪文と対応するゲームのコマンド入力とかじゃありませんよこれ。

これは、教師から覚えておけと言われたアミノ酸(+α)の覚え方です。「なんのこっちゃ?」となってる人が大半でしょう。まずイメージ図を貼ります。消しカスが邪魔ですが勘弁。

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まず、ベースとしてはもちろんアミノ酸の頭文字となります。そこに官能基やルールを頭文字を利用して取り付けながら裏ではコマンドを入力します。1つずつ説明しましょう。とは言っても分かりにくいですが。

なおNH2-CH-COOHの部分は省略します。

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アミノ酸についてはこの画像を参照してください。

・アバロイソ・フェ(|Y↑↘・|⌬)

ここはアラニン・バリン・ロイシン・イソロイシン・フェニルアラニンを覚えるところです。グリシン→アラニンの流れは分かっている前提として、コマンドはアミノ酸の順番に対応しています。

アラニンくらいの構造式はそのまま分かっているものとします。まず、アラニンはコマンド|に対応しており、これは「CH3」が1つであることを意味します。次にバリンのコマンドYはY字形に炭化水素が分岐していることを示しています。ロイシンはYの下側がもうひとつ伸びるという意味でコマンド↑、イソロイシンはY分岐の片方が3つの炭化水素基の一番下側に移動することでコマンド↘、フェニルアラニンは独立してアラニンにベンゼン環がついているのでコマンド⌬です。

・フェセリトレ(|→)

コマンドは同じで、ここはセリンとトレオニンについて示しています。フェはフェノールの略で、フェノールのOHがついているということです。別にOHはアルコールでもつきますが、前のフェニルアラニンから連想しやすいようにOHにしました。セリンはCH2の上にOH、トレオニンはコマンド→ということでCH2の右にCH3がつきます。官能基は基本1番上につき、2つ以上炭化水素基がつくことはほぼ無いと考えてください。

・カルアスグル・デアシフェミノ(|↑)

さあ、1番呪文っぽそうな所に来ました。カルアスグルについては先程までと同じで、カルボン酸のCOOHがついているアスパラギン酸、グルタミン酸の話になります。とはいってもここはフェセリトレのOHがCOOHに変わっただけです。

デアシフェミノについて、これは「酸ではなくなるとOHがNH2に変わる」という意味です。アスパラギンとグルタミンについてはそのようになってます。デアシはデ・アシッド(酸が外れる)です。デオキシリボースのデが「酸素が外れる」という意味であるのでここから発想を得ました。フェミノについてはフェノール→アミノ、ということです。

・シスメ(↑・+⇅)リシヨン

次は少し特殊なシステイン・メチオニンについて。Sにあたるちょうどいい物が見つからなかったのでシステインには硫黄がついていると覚えましょう。曰く、システインはそのまま食べると硫黄のような味がしてめちゃくちゃ不味いらしいです、というか不味いなんて次元じゃないらしいです。

参考元:http://onii.fc2web.com/challenge/nama3.htm

特殊なのはメチオニン。なんとSが1番上ではなく中間にきます。ということで、システインのSHの下にCH2が来ている構造から、それに加えてシステインの上下に炭化水素基が来るように+⇅にした訳です。リシヨンについてはリシンにはCH2がヨン個あるという意味です。塩基性アミノ酸と覚えておけば1番上がNH2ということは分かるでしょう。

以上がクソ語呂合わせでした。この覚え方が気に入ったなら勝手に使ってくれて構いません。覚えていれば絶対に間違うことはないと思います。インパクトも強烈だと思うし。

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