NO:11『視点を変える』
今回は、私が以前、田舎に行った時に感じ、学んだことについて語ります。
この記事は、随分前に、メモのようにまとめておいたものですが、内容として、自分個人としては、学ばされるものだと考えています。
視点
観光で行くのか、移住することを目的として下見に行くのか、
田舎に行くことの目的によって見えて来る視点に違いが出てくる。
つまり、目的ごとに見えてくる視点(着眼点)が変わるのである。
『移食住』
例えば、移住することを目的として現地を見に行って判明したことがたくさんある。
それが『移食住』という言葉そのものである。
私が作った造語のようなものだが、
都会(東京)で暮らしていた時には何一つ考えもしなかったが、実際に田舎に行って見て回ることによって、都会と田舎での暮らしの違い、差に気づかされた。
ここでは、『移』『食』『住』と言う3つのキーワードで語る。
『食(食品)』
簡潔に言えば『食』こと食べるものを買う場所、スーパーマーケットのことを指す。
生活する上で必ず必要となることは、食料品や生活必需品を購入できる環境が求められるからだ。都会で生活していると、お店はどこでも営業していて買い物をすることに不便がない。
しかし、それが田舎になると大きく違ってくる。
そもそも田舎には営業している店が少なく、都会と違って24時間営業しているような商店が存在しないのだ。
今では、コンビニがあるが、お店がある場所は、人手の多い場所にしかないため、そこまでの移動が大きな問題となって来る。
結果、商店がないと生活ができないということだ。
さらに、気づいたことは民家と商店との距離によって生活の基盤が作られ、その村や町は商店を中心に発展していくことが判明した。
『移(移動)』
簡潔に言えばバス、電車などの交通手段のことを指す。
生活する上で移動手段となる交通網の良さが求められる。
都会では、電車もバスも常に多くあり、移動することに不自由したことはない。しかし、田舎に移住して、そこで生活する上では大きく違ってくる。
田舎(地方)と言う場所は人口が少ないため、移動手段となる電車やバスなどの交通網ができておらず、本数も時間帯ごとに2時間に一本、止まらない駅、無人駅なども存在する。
さらにシーズン(冬)によっては、その場所に入れない所も存在する。そのため、田舎で生活している人々は自家用車による移動が中心となっている。
また、その土地や地域、環境、人の特性によって違いが出て来る。
例えば、東京で横入りする車両は対向車が完全にいなくなり安全が確保できた時に出て来る。しかし、地方では少しでも車間距離があれば平気で入って来る。
また、道路環境や地域環境の環境、土地勘などないと移住当初は苦労する。
道路標識も少なく、東京などの都心部に住んでいる人のほとんどが目にしない道路である国道がほとんどであり、山道が多く国道の車両速度は60㎞で走るルールだが、実際に道路を走行してみると、田舎に住んでいる人は平気で7~80㎞で走行している。
レンタカーを借りて走行するのも一苦労であり、やはり初めは電車やバスなどの移動手段を使うことが移住希望者には必要となる。
しかし、電車やバスなどの移動手段は、不便過ぎて田舎生活では役に立たない。
『住(住居)』
住居のことを指す。その地域に実際に住むとなると、先ほど挙げたことを踏まえて、さらに、その地域特有の気候や地形が大きく生活環境に影響を与える。
都会では季節の変化を感じるが暮らす上では、アパートやマンションなど住む場所は家賃や立地など、お金の額によって好きなように選べる。また、環境の変動にもそれほど作用されない。
一方、田舎は都会と違って自然豊だが、その地域ごとに特色が異なってくる。
例えば、今回調査した『青森県』は、寒い地域であり、冬になると、東京都ではあまり見られないような積雪の雪を見ることになる。また、特に寒い地域は、なんと日本海側であり、内陸部と違い、日本海の寒い北風が吹き続けるため東京や大阪のような都会生まれの人や沖縄県のような暖かい地域に生まれて暮らしてきた人にとっては絶えることができない寒さになる。
このように実際にその地域を見て回ってこないと分からないことが多くあり、さらなる情報は実際に住んでみて分かることだと思われる。
※移住方法として家探しをする場合は、その地域(都道府県)の不動産屋を訪ねか、実際に現地に赴き、空き家や売却地を見て回る方法がある。
*まとめ*
いかがだっただろうか、都会(東京)に住んでいる人が他の地域に行く理由の大半は観光目的である。しかし、視点を変えるだけで、同じ場所に行っても見えて来るものは全て違って来る。
このように視点を変えることで見えて来るものが変わるものはたくさんある。
それは、何気ない生活の中やアニメや漫画、ゲームなどの娯楽、テレビで流れている何気ない事件のニュースなど、私達が普段見ている視点から少し俯瞰して別の角度から見ると案外知らなかったことが判明することがあるでしょう。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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