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デュッセルドルフってどんなところ?

はじめに

みなさんこんにちは!Ramawayです。
今日は私が住んでいる街、ドイツのデュッセルドルフについて、
ご紹介したいと思います。
実際の街ブラの様子は、YoutubeでVlogを上げているので、見ていただけると嬉しいです^^

ドイツってどんな国?

デュッセルドルフの話をする前に、
まずドイツ連邦共和国の地理情報から見ていくと分かりやすい
と思うので簡単にご紹介します。

ドイツ連邦共和国は、ヨーロッパ中央部に位置する国です。
オランダやフランス、オーストリア、チェコ、ポーランドなど計9か国と隣接しています。
北部は北海・バルト海に面していて、南部にはアルプスの山岳地帯があります。国際河川であるライン川、エルベ川なども通っています。
ドイツと言えば、高い技術を誇る工業国というイメージがありますよね。
自動車や医薬品、精密機械などが発展していて、グローバル企業が沢山あります。

出典元:白地図専門店

面積
357.588 k㎡

人口
約8,400万人

首都
ベルリン

言語
ドイツ語

通貨
ユーロ

宗教
カトリック(27.2%)
プロテスタント(24.9%)
ユダヤ教(0.1%)

German Federal Statistical Office - Statistisches Bundesamt

土地面積は日本の約94%なのでほぼ変わらずですね。
人口は日本の3分の2くらいでしょうか。
約半数がキリスト教なんですね。街中に教会が沢山あるのも納得です。

GDP
世界 第4位
アメリカ、中国、日本に次ぎ4位です

IMF - World Economic Outlook Databases

SDGs達成度ランキング
世界 第6位
TOP3は、北欧諸国フィンランド、デンマーク、スウェーデン、日本は19位です

Sustainable Development Report 2022

ドイツは環境意識の高い国としてよく取り上げられていますね。

治安はどう?

肌感だと、ドイツは経済的に豊かな国だし、
ヨーロッパの中で比較的安全な国のイメージがありました。

令和4年度版安全の手引き(2022年1月改訂)によると、
ドイツ国内全体の犯罪発生件数をみると約531万件(2020年)なので、人口10万人当たりの犯罪件数は日本の約10倍だそうです。

やはり日本とは異なるので、用心は必要ですね。


それでは、デュッセルドルフも見ていきましょう。

デュッセルドルフってどんな街?

Düsseldorf(デュッセルドルフ)はドイツ連邦共和国の都市の1つ。
Nordrhein-Westfalen(ノルトライン=ヴェストファーレン州)の州都です。
位置的にはドイツ西部にありオランダやベルギーが近いです。
国際河川であるライン川右岸を中心に両側に広がっていて、そのライン川支流であるデュッセル川が市街に流れています。

出典元:白地図専門店

面積
約217 k㎡

人口
約60万人

German Federal Statistical Office - Statistisches Bundesamt

面積は日本でいうと、東京23区が約630 k㎡くらいなので23区の3分の1くらい。
人口は東京都杉並区や板橋区と同じくらいですね。
こう比べてみると、やはり東京都は人口密度がかなり高いですね。


治安はどう?

なんと、ノルトライン・ヴェストファーレン(NRW)州の犯罪認知件数は、ドイツ16州の中で最も多く、日本の1年間の犯罪認知件数を1州のみで上回っているそうです!中でも人口が多いデュッセルドルフ、ケルンでの犯罪件数が多いとのことです。スリや置き引きが多いとのこと。

見た感じですとそんなに危なそうな人がいないので、
外国であることをつい忘れてしまいがちなのですが
やはり数値で見ると日本よりはだいぶ治安が悪いので気を付けないとですね。

街の歴史

Düsseldorfは、「デュッセル川のほとりの村」を意味しているそうです。
1228年に都市権を得て、商業と文化の街として発展し、19世紀以降はルール工業地帯の主要都市となりました。ドイツの有数の経済都市の1つです。

※ルール工業地帯とは・・・19世紀以後、炭鉱業で栄えた地方のこと。ルール炭田の開発が進んで鉄鉱石や製品の輸送に便利なライン川沿岸にあることから、かつてはドイツ最大の工業地帯となりました。今のドイツを支える基盤となっています。

ヨーロッパなのに日本人が多いのはなぜ?

デュッセルドルフには、約400社の日系企業があり、8000人以上の日本人が在住します。
日本人が多い理由は日本とドイツの産業の歴史が関係します。

第二次世界大戦以後、日本では機械製造や重工業製品の需要が増しました。鉄鋼産業が盛んなルール地方が注目されるようになり、日本企業にとって魅力的な土地でした。

1950年以降、日本の大手総合商社がデュッセルドルフに拠点を持ち始めるようになりました。初めて日系企業としてデュッセルドルフの労働局に登録手続きを行ったのが、三井物産と三菱商事だったそうです。

デュッセルドルフも日本企業の誘致を積極的に行うようになり、
日本人居住者が増加していきました。
それに伴い、日本人向けサービスが発達し、日本人学校、
日本食レストランや日本食品マーケットなどができるようになっていったそうです。

こうして「リトルトーキョー」と呼ばれるようになった
デュッセルドルフはヨーロッパ最大の日本として知名度が上がり、
「日本デー」と呼ばれるイベントを開催したりと
日本文化の発信の地と発展していきました。

デュッセルドルフと日本の強い絆を感じますね。

おわりに

デュッセルドルフがどんな街なのか、主に統計情報をお伝えしました。
第二弾では、デュッセルドルフで行われているイベントをご紹介していますので、引き続き読んでいただけると嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

参考文献

160年の経済パートナー 日独経済産業交流の変遷と展望 ― NRW州を中心とした在独日系企業社会 - デュッセルドルフ日本商工会議所


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