日記。絵と漫画と文章。なんでもやりたくなってしまうので自分の作品をまとめる場所として作…

日記。絵と漫画と文章。なんでもやりたくなってしまうので自分の作品をまとめる場所として作りました。

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こんにちは。 箱と申します。 見ていただきありがとうございます。 絵と漫画と文章を描きます。 自分の描いたものをまとめる場所を作りたくて このアカウントを始めてみました。 あまり細かいことを決めず やりたいことをやりたいです。 過去につくったもの、 SNSに飛び散っているもの、 どこかまとめてみれないだろうかと       自分がそれを見てみたいのです。 アルバムのようになったらいいかなと 思っています。 手探りですが ぼちぼちつくっていきたいです。

    • さむらい

      今しがた今日さっき そこの角で辻斬りにあった 下手人登場からよける間もなく 袈裟掛けにばっさり やられっちまった パックリと斬られた傷口から すぐに真っ赤な血が噴き出した これは終いだと嘆いてたら 横からぬるりと朝がやってきた それは昨夜のたかが夢の話 されど全部が夢でもないらしい 毎晩一緒に眠ったはずの 男がひとりいなくなっていた さて問題はシーツの整え方だ いったい今までどんな風に? さっぱりわからん なにせアタマまできれーに袈裟に裂けてんだ さわやかな朝  指先

      • 今日あなたがかわいい。それだけ。それひとつだけでこんなにも。

        • 飛んで火にいる

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          五光

          五光

          探偵の物語

          探偵の物語

          ばけねこ

          ばけねこ

          ひらめきよ、ふれ。のぞむもとに、ざんざんと、音を立ててふれ。

          ひらめきよ、ふれ。のぞむもとに、ざんざんと、音を立ててふれ。

          日々

          くりかえしおとずれる よろこびととむらい うけとりつづける さいわいとひらめき せかいのなかで わたしができること いきをしてくってはたらいてねる いのちのいとなみ わたしがわたしであることを ふにおとしていく 日々

          日々

          からす

          からす

          昼食事変

          胃袋のコンディションは 朝から最悪だった 昼食はいつもの定食屋 本日のお勧めフライ定食 胃もたれしながらも何とか平らげた 名前が何だかわからない そのサカナフライの写真を彼女に送りつけて 返事を待つでもなく待った 胃袋の重さと格闘していると お皿の配置が芸術的ねと 彼女らしい返事がかえってきた 意外なところを褒められて 単純だとはわかっていてもニヤつく 気分が少しよくなったところで店を出て 自転車にまたがった そのままある場所へ向かう 途中近道にしている路地裏で猫を発見した

          昼食事変

          にんげん

          おなじほしで ことばをつかう わたしたちは にんげんです おなじめだまでそらをみて おなじしたでアイスをなめる わたしたちは にんげんです ことばはみんな おとだけおなじで ひとつとして おなじものはない つかうわたしは にんげんです おなじほしで いきている わたしたちは にんげんです おなじでないから にんげんです

          にんげん

          穴を掘る 自ら埋まる その 時を待つ しめった土のにおい 海のような じぶんのにおい とろけてゆく におい 待っている ひとつ ふたつ みっつと 夜を こえたあと 胸の奥の方より 腕が伸びてくる こうして 幾度も 変体を繰り返す おまえは 成功したのだ 誰かの声がする 腕が土を掴む ぐしゃりと音を立てる 生きている 食べる 眠る 話す 笑う 眠る 夢を見る まだ生きている ふと もとの身体は どんなだったか サテハテ 待っている その時を 待

          小さくていい。大きくありたい。

          小さくていい。大きくありたい。

          白玉。

          たてた塔婆はそのままに 掘り返されるは いつかの白玉 かち割り夢に蕩かして 舌で転がす その甘さ おちる刹那に握るのは なまくら刀と へっぴり腰 土にかえる前に とうとう とうとう描くは ひとのほら

          白玉。

          こんな夢を見た。

          大人になったら女の子はみんな 峰不二子になると信じていた 時は経ち体は大人になったけど おっぱいは大きくならなかったし ハイヒールは履けるようにならなかった 子どものころ絵を描いたら みんな幸せになると信じていた ふわりと半径5メートルが変化した でもそれが幸せかどうかはわからなかった そのうち歪で大きなタコが指にできた 描くことは苦しかった 息の仕方がこれしかわからなかった つらくて何度も筆を折った だけど描かなくても私はしななくて その事が何より恐ろしかった 息を吸

          こんな夢を見た。