コロナ・ワクチン後遺症 歩行障害について
ワクチン後遺症の要因分析として、世界中の研究者から2002年に東南アジアなどで流行した「SARS」との「ある共通点」が指摘されています。
それはМE/CSF(筋痛性脳脊髄炎・慢性疲労症候群)です。МE/CSFは運動神経や自律神経などのシナプス(神経間隙)において、免疫異常を背景として神経伝達物質の受容体に炎症が生じ、その結果セロトニンやアドレナリンなどの神経伝達物質の機能障害を招き、多彩な神経機能異常に基づく諸症状が発生するとされています。
例えば、歩行障害や筋力低下を含む運動機能障害は、運動神経のシナプスまたは神経筋接合部(神経終板)において、慢性炎症をベースとした神経接合部の機能不全および神経伝達物質の枯渇を招いて、運動機能の低下や破綻をもたらすと説明されています。
今回のワクチン副反応・後遺症でもこのМE/CSF類似の病態が発生していることが世界中の研究者から指摘されています。つまり運動機能障害やブレインフォグ、各種の自律神経失調症状などは、神経接合部の炎症と神経伝達物質の機能不全が関与しているというのです。
神経伝達物質の機能不全は、直接的には前駆物質であるタンパク質の代謝障害、代謝経路の補酵素である鉄やビタミンB群などの欠乏が関係しておりす。実際に血液検査を行うと鉄やビタミンB群などの欠乏、タンパク質代謝障害などの存在が検出されます。
<参考文献>
・https://www.ncnp.go.jp/topics/2020/20200703.html(筋痛性脳脊髄炎 (ME/CFS)の自律神経受容体抗体に関連した脳内構造ネットワーク異常を発見,国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター(NCNP))
・https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/jon.12751(Hiroyuki Fujii, Wakiro Sato, Yukio Kimura,et al.Altered Structural Brain Networks Related to Adrenergic/Muscarinic Receptor Autoantibodies in Chronic Fatigue Syndrome)
Twitterに記載された歩行障害を訴えるツイートの一例です。
YouTubeでもいくつか歩行障害などコロナ・ワクチン後遺症に関する動画がありました。ご参考になさってください。
YouTube:CBSニュースより抜粋
長尾先生は、こちらのニコニコ動画の中でステロイドとイベルメクチン、補中益気湯で徐々に良くなっていくとお話しされています。
こちら、コロナ・ワクチン後遺症クリニックでイベルメクチンを取り扱っているクリニックです。ご参考まで
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