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画面の向こう

電車に乗ったら、乗車しているほとんど、と言っていいくらいの人が、俯いて手元のスマホやタブレットを操作している。
もうすっかり当たり前の風景になった。
 
確かに便利なツールだと思う。
けれど、そのアプリは一体どういう仕組みで作られているのか?
その先は一体何に繋がっているのか?
 
中毒になるように巧みに設計されたプログラムを提供され、個人情報を吸い上げられ、企業の儲けに貢献させられている。
多くの人達は自覚もないままに。
 便利さや娯楽と引き換えに何を失っているのか?

ツールはあくまでもツールで、人が使いこなすためのもののはず。 
今一度、立ち止まってスマホを横に置いて、考えてみたいと思う。
電車の中で本を読んでいる人や、隣の人と楽し気に話す様子を見て、ほっとするのは、きっと私だけではないはず。