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アニメ映画「ヤマトよ永遠に REBEL 3199 第二章 赤日の出撃」森雪の感情的かつ強い女ぶりにやられる第二章 【感想】

今回もまたリメイクの上手さに感心させられました。テレビシリーズ2期や映画2本まではともかく、以降の作品のオリジナル版のストーリーはテレビ、劇場版ともに記憶の彼方としての感想です。ネタバレ含みます。

チラシ表

◆リメイクを積み上げたその先の物語にワクワク

ここまで来ると大切なのはリメイクシリーズ1作目から続く物語、世界観、キャラクターたちの関わり方の一貫性などですが、それをクリアしつつさらに、今時のアニメとしてのお話の深さ宇宙の各種文明との関係性や、人類の関わり方のリアリティ面白さがあるかどうかを追求できていると思います。

これまでは、オリジナルをレベルアップした形でどうまとめるか、という観点で見てましたが、オリジナル版をすっかり忘れているからこそ、この後どうなるんだろう、という予測のつかないワクワク感も加えた観点で楽しめています。

チラシ裏

◆森雪のいないダメ古代と強い森雪

森雪が側にいない古代進のダメっぷり大会となった第二章ですが、森雪の方は今までにないパッション溢れる言動がちょっと新鮮。優しいだけでなく、芯が強く感情的にもなれる女という側面が表に出てきたのは珍しいのでは?

強くてカッコいい女性としては松本零士作品の海賊クイーン・エメラルダスですが、キャラ的には同じ松本零士であり、エメラルダスの魅力は、剣などの戦いが強いという意味以上に、男を奮起させ成長させる厳しさという意味で強い女性なのですが、これまでの森雪もその片鱗はあったものの、そんな側面を発揮して今回のダメダメ古代をなんとかできるのかが今後の注目ポイントです。

パンフ表紙

◆記憶の怪しい人へのサービス映像

第一章では森雪のレポートでしたが、今回は若手の古代後継者である土門竜介の回想録という体裁で15分ほどのリメイクシリーズ全部のダイジェスト入り。なるほど、何章目からでも途中参加できるし、年寄りは数ヶ月前に見た前章の記憶が曖昧なのでありがたいサービスですね。

新宿ピカデリーのヤマト展示とパネル
新宿ピカデリーのヤマト展示

次回は第三章「群青のアステロイド」 2025年4/16 から。

公式サイト

PV 第二章

『ヤマトよ永遠に REBEL3199』これまでのあらすじ
(森雪ナレーションによるリメイク1作目から3作目まで)

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