朝の会と帰りの会を充実させるために
こんばんは。
中学校教員、うたういぬです。
息子が発熱しているため、今日はお休みをいただいて看病でした。
早く治ると良いのですが。
そんな中、もともと計画していた研究会のオンラインミーティングがありました。
今回のテーマは「朝の会・帰りの会」です。
研究会での話を紹介します。
朝の会
小学校も中学校も10分間という学校が多いようです。
挨拶、健康観察などを行いつつ、特色ある活動をしている学級がありました。
グループでの話し合い
メンバーみんながあるテーマについて話し合うこと、話し合った結果や内容を全体の前で発表すること。ざっくばらんに意見交換ができるクラスを目指しているようです。
また、グループごと一日の目標を確認する学級もあるようでした。ここでは、グループのリーダーとなる子どもが活躍する機会が設けられます。
帰りの会
帰りの会だと15分間程度という学校が多かったです。
朝の会より特色ある活動を実施しやすいようです。
良いところ見つけ
グループごと、または全体の発表の場として子どもたち同士がお互いのことを認め合う機会があり、素敵です。誰もが頑張った一日だからこそ、その努力を認めることが重要です。また、教師からではなく、友達から認められることが子どもたちの喜びにつながりますし、友達のことを肯定的な目で見ることができるという良さもあります。
発表されたことを記録したり、掲示したりすることで可視化することも一つの手段として良いはずです。
プチ奉仕作業
30秒程度、クラスのために働く時間。ゴミを拾ったり、整頓したり、ちょっとしたことでもみんなが行えば劇的な変化!帰る前に気分もスッキリです。
子どもが主役となる朝の会・帰りの会
教師が声をかけ、進めて、語るだけ、子どもは座っているだけでは面白くないです。
子どもたち一人一人が声を出したり、動いたりするような会になっていると良いと思います。基本的には毎日同じプログラムを実施しているので、マンネリ化が起こりやすいという弊害もあります。だからこそ、子どもが主体となっているかという視点が重要です。
担任としての策略
朝の会と帰りの会のプログラムにはどのような策略がありますか?
例えば、健康観察にも意味があります。
体調不良の子がいたとして、その子が体調不良を訴えたらどうしますか?
・自分の体調の変化がわかり、それを表現できたことを褒めます。
・体調不良の子に「大丈夫?」「お大事に」と声をかけることができた子がいたら、優しいねと褒めます。
・クラスの友達が体調不良かもしれないので、気遣う言葉掛けができると良いと伝えます。
このように、ちょっとした活動からも、子どもを褒めたり認めたり、望ましい言動を引き出すような価値づけができる点も朝や帰りの会のプログラムに秘められた魅力です。
教師の語り
今年度、私は学年主任になったため、朝の会や帰りの会で子どもたちに語る機会が全くと言って良いほどありません。どこか羨ましいという気持ちを持ちつつ、担任が子どもたちの前で語る機会は非常に大切だったことを振り返っています。
説教、指示ばかりの語りではなく、子どもたちに元気や勇気を与えるような語りができると良いです。そのような担任の姿に子どもたちも信頼を寄せることでしょう。
1時間程度のミーティングでした。
15名程度の参加があり、ただただ嬉しい気持ちです。
次回は学級通信やCanvaについてのミーティングを行う予定です。
着々と、Canvaの布教活動をしています・・・
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