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中学校教師 #1 システムエラー

4月から中学校で勤務しています。
いずれは小学校に戻ることを考え、この経験を記録に残そうと思います。
異動の経緯や考えは下記参照

毎週、noteに記事にすることを目標に、記録を続けます。
小学校よりも忙しさを感じる中学校現場。
その瞬間の出来事や思いを残すことが大事だと考えました。

さて、今回は年度初めの1週間を記事にします。

とにかく多い会議

・職員会議
・分掌引継ぎ(研修主任)
・教科部会(数学科は3人)
・その他部会等
(学年部、学習部、部活動顧問会、生徒指導・特別支援生徒理解)
生徒に合うまでの2日間でこの会議が行われました。
どんなにスーパーな先生たちが集まったとしても、勤務時間に終わるはずもなく…
みんなががんばっても終わらない。
これは完全にシステムエラーです。
夏休みを削ったとしても、もう数日いただければ、肉体的にも精神的にも余裕が生まれるはず。

生徒に思いを伝える

学年開き、学級開きでは、担任としての思いを伝えました。
今年度は「多様性」というキーワードで話をしました。
・一人一人の個性が認められ、それぞれの良さを生かして学校生活を送ってほしい。
・(特に根本的な)違いを否定するような言動はやめてほしい。
・多様性というキーワードを悪用して、ルールを逸脱するのもやめてほしい。
・10年後にはみなさんが社会に出ている。一緒に良い社会をつくろう!

みんな真剣に聞いてくれました。
小学生とは違う真剣さが、大人に近づいている中学生の良さなのかと思います。
だからこそ、生徒を尊重した言葉、信じているという願い、きっとできるという期待をたくさん詰め込んだ表現を続けました。

今後、いろいろなことがあるはずです。
この1週間で生徒に伝えた言葉や思いを忘れずに関わりたいです。

授業について

基本的には教務主任がすべて管理しています。
また、学年主任が最終確認で日報のようなプリントを配付してくれます。(これが本当にありがたい!)

基本的には数学の授業のみ。
小学校とは授業準備が大きくことなります。
多くの教科の構想をする大変さと、面白さが入り混じるのが小学校。
1つをじっくり構想する分、その質が問われるのが中学校。

来週以降、授業を通して気付いたことはまたnoteに記録したいと思います。この週末で、しっかり構想しなくては…。

学級経営

学級開きでは、組織作りにたくさんの時間を割きます。
学級委員、教科リーダー、委員会、掃除、係など…

私の学級では、学級委員を決めて、その後は学級委員に進行を委ねました。
時間はかかったけど、小学校では見ることのできない姿を見ることができました。
・リーダーが段取りを決めて、全体に呼びかける。
・希望が重複した際は、お互いに気遣いながら譲ったり、じゃんけんをしたり。
・リーダーが役割をメモして、次へ。

途中、間延びしてしまうのような時間もありましたが、その落ち着きはさずが中学生。
これまでは、教師として介入することが多かった組織づくりですが、リーダーを信じて「待つ」ことの大切さを改めて実感しました。

★リーダーへの声掛け
 (見通しが持てるようなフォロー)
★リーダーへの支援、励まし
★リーダー以外の生徒への関わり

この3つについては、今後も意識したいです。

働き方

昨年度、ほとんど毎日我が子のお迎えに行くことができていたのに、今週だけで2日間も行けないことがありました。
妻に感謝。
そして、家の手伝いをしてくれる娘に感謝。

時間の使い方はまだまだ正解が分からないというところが現状です。負のループに入らないように、
・隙間時間の活用
・生徒を動かす、一緒に活動することで、効率良く処理する
・ICTの活用
・積極的指導(トラブル未然防止、察知する力)

この4つは心掛けたいです。きっと小学校でも大事。

部活や生徒指導のことなど、時間外になってしまうこともあるかもしれません。
受け入れ、適応しようとする心を持ち、時には学年主任や管理職などを頼り、心を正常な状態で生活していきたいです。

とにかく、週末にできることをしっかりやり、たっぷり休んで充電します。
ではまた来週。

【「えがお」を大切に  焦らず、誠実に、前向きに】

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