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今更、ビッグモーターのこと。

以前書いた下の記事のように疑わしい投資話に通じるところもあると思ったので記事にしました。

上の記事の参考になると思った動画の記事

何をいまさらと思うでしょうが、後出しジャンケンみたいでずるいんですけど、僕も「ビッグモーター」は、おかしいと思っていました。
下のリンクの記事は僕の直感的なものではなく、お金の面から分かりやすく解説しています。
またそういったお金、収益構造を富裕層は見ているということを書いています。

僕がおかしいと思っていた理由は、実は以前自動車業界に多少なりともかかわっていたので従来の新車・中古車販売同様の商売でなぜあれほどの急成長と高給が実現できるのかと思っていたからです。
今までの業界にはない革新的な販売方法や新たな付加価値のの提供が可能になったというのであれば、他社との差別化が可能なのでビッグモーターに行くお客にインセンティブが働くことになります。
でも、ないんですよ、そんなものは。
だからなぜ最近目にするんだろう?と思っていたんです。
WEB記事とかでも飛躍の明確な理由や収益構造を知ることはなかったので、更に疑問に思ったもんです。
だから事件を知った時に「なるほど」と思ったんです。

自動車のお金

自動車に関連するお金は様々ですが、意外に車そのもののお金よりも付随するお金の方が多額です。
免許を取得後、免許返納まで自家用車を所有し続けているとするとその総額は家一軒分くらいにはなるでしょう。
では何がお金がかかるのか?
維持していくことにお金がかかるのです。
自動車を維持するためには、法定点検、税金、保険、ガソリン代、駐車場代が定期的に必要です。
考えてください。
自動車を所有する必要がない利便性に優れた物件に住んだ場合、これらの費用が不要なんです。
よく言われるのは自動車一台所有するということは、人間を一人扶養するのと同程度のコストが必要だと。※都市部の場合
更に一軒家の場合、駐車場が自宅敷地内にあるかないかでは、1階部分の使える空間に差が出ます。
1部屋分くらい違うでしょうね。

まとめ

やはり富裕層は見るところを見ているんだなという感想です。
この感覚は企業だけでなく人間に対しても必要だと思います。
「どうやって儲けているんだろう?」と、考えをめぐらす視点は何に対しても持ち合わせておくと一つのアンテナになるんじゃないですかね。
でも、たまにありますけどね、儲けなくてもいいお店ってのが。

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