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沖縄移住記録 7ヶ月目(2022年10月)

本格的に離島周りを開始

協力隊の仕事や新しい住居環境にもようやく慣れ、生活も段々落ち着いてきた。私の協力隊の仕事の一つは、沖縄の離島などで活動している協力隊の方たちを取材することである。この半年間、ほぼ離島には行けていなかったので、ここから巻き返して一気に離島訪問を始めた!

八重山諸島訪問

最も協力隊の数が多い離島群島。今回は、西表島、石垣島、竹富島へ訪問。鳩間島と波照間島にも行く予定だったが、強風の影響でフェリーがストップしてしまい訪問できなかった。

1か所目は西表島。こちらには、協力隊の先輩で、イタリアンレストランを開業している方と、現役の協力隊で民宿を運営している方がいるので、その方たちをメインに訪問した。
カフェやレストランを開きたいという声はよく聞くのだが、離島でとなると、思った以上に難しいことが伺える。そもそも、お店を作るところから、材料を離島に運ぶのにコストも時間もかかる。食材の調達も、内地のように安定供給するのは至難の業。
こちらのお店は、元々あった施設をリノベーションして素敵な内装に仕上げられていた。料理も全て手作りメニューで、前菜・スープ・パスタ・デザートのフルコースを美味しく堪能させていただいた。

テラリストランテの外装
店内からは綺麗な海の景色が見える

ランチの後は、食博場所でもある海人の家という民宿に向かった。こちらも協力隊の方が運営しており、目の前に漁港があるのどかな場所だった。

西表島西海岸白浜地区にある海人の家

石垣島では、SDGsを学ぶカードゲームイベント参加のため八重山高校にお邪魔した。高校に行くのは自分の高校時代以来だったが、高校生は素直で元気にあふれていて、たくさんパワーをもらった。

カードゲームでSDGsを学ぶイベント

3カ所目は、竹富島で環境保全活動をしている協力隊の方を訪問。
竹富島は、以前にも行った際に、景観がとても整備されていて、島自体の清掃が行き届ている印象であったが、観光客が多い分、自治体も力を入れて整備しているようである。
いわゆる、綺麗な海といえば想像する海に囲まれている竹富島。写真ではとても美しいが、漂着ゴミも多く、ビーチクリーンはやっても追いつかない状態。私も少しだけお手伝いさせていただいた。

美しい海を守り続けたい
国指定重要文化財 旧与那国住宅

台風シーズンはほぼ終わったといえど、フェリーが一部欠航したため、予定を組みなおしたりで、強行スケジュール2拍3日の八重山訪問だった。

沖縄の食文化を味わう

日常に戻っても、日常が日々新しい。ヤギ料理はこれまで食べてこなかったが、ついに食べる日が!ヤギ汁は生臭い印象があったが、全くそうではなかった。他にも、ヤギ刺しや、チーリチィという血の塊をいただいたが、どれもあっさり食べることができた。滋養強壮に良いらしく、翌日はパワーがみなぎっていた気がした。

ヤギ汁とヤギそば

その他には、鶏を絞めるというイベントに参加した。特に鳥が好きでもなく、なんなら鶏小屋に入るだけでかなり抵抗を感じていたので、絞めるなんて想像もできなかった。なんのためにやるかとういと、一言でいえば、命のありがたさを感じることだった。最初は、ものすごく抵抗があってひたすら断っていたが、違った世界観を体験できるのかという思いから勇気を少し振り絞ってみた。魚をさばくのと同じような感覚で無事解体できた。

怖いもの知らずの子供は積極的に取り組んでいた

後半戦は、県外の知人が沖縄に来られたのでアテンドをしたりして、あっという間に半月が過ぎ去った。

その他、産業まつりといって、沖縄の地元の資源・食材を使用して作られた商品を販売するお祭りが近所の奥武山公園で開催されていたので参加した。
10月なのに、まだまだ暑く、昼間っから飲んだビールが最高に美味しかった!

10月の夜は暑さが少し和らぎとても気持ちいがいい

ここまで一気に駆け抜けた感じがあって、一瞬気が抜けたので最終週は一休みをいれた。まだまだ先は長いので、たまには減速することも必要と思った。

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