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沖縄移住記録 6ヶ月目(2022年9月)

一気に、沖縄生活に浸っている感が増した夏

9月はまだまだ夏なので、海を満喫したいところではあるが、9月と言えば台風シーズン。今年は、離島も含め毎週末、台風が上陸した。初めての台風ということで身構えていたが、本島は大したことはなかった。

増々、沖縄生活に浸りたい気持ちが強くなってきた頃。移住して最初の2か月は住居環境を整えることでほぼ過ぎてしまい、その後体調を崩し、治った頃の8月は県外からのゲスト対応がメイン、移住して6か月目にしてやっと、沖縄生活をしている感覚になってきた。腰を据えて生活するにはそれなりに時間がかかると感じたが、焦らず自分がやりたいことを確かめながら、時間をかけて進めていけばよいと思っていた。

地元の気になっていたところ巡り

バタバタした移住1年目の前半が過ぎ少し落ち着き始め、ずっと行きたかったところを訪ねて、沖縄の知識を深めていく。
行きたかった場所の一つ目は、「農水苑」という自然農で農作物を育ており、黒糖づくり体験や、鶏の卵採りとか、自然体験もできる農場。
生きている鶏をしめて命のありがたさを学習するという体験もある。今回は、鶏の卵を採るところまでにしておき、鶏の解体は心の準備ができていなかったので、次回以降への持ち越しとなった。

鶏小屋に入ったのは小学生以来。鳥に対する抵抗感も強かったので、小屋に入るだけでも若干ビビる。
こんな大きなパパイヤももぎ取り放題

二カ所目は、やんばるの夜の林道パトロールツアー。やんばるの森には、たくさんの生物が生きているが、その生態を調査したり、密猟を取り締まるためのパトロールが必要とされている。その体験ツアーに参加して、実際に調査をさせてもらった。いつ・どこでどのような生き物がいたかを記録に残し、たくさんの記録を調査に使用する。やんばるの満天の星空も見れたこともツアーの良いところであった。普段、那覇にいると、東京の空と変わらないくらいの星しか見えないので、非日常感を味わえた。

満天の星空のやんばるの森

趣味の充実

ウインドサーフィンも、沖縄に来てからたくさんやろうと思っていたが、最初の半年は生活が落ち着かず、ここまでで行った回数も数回程度。
早くうまくなりたいのであれば、サイパンや沖縄などに行った方が良いと言われている。その理由は、サイパンも沖縄も、遠浅であること、風が安定していること、波が高くない。この3つの理由から、精神的にも安心して練習できるし、なによりもコンディションが良い日が多い。
という絶好の練習場所が近くにあるのに、生活が落ち着かず、なかなかまとまって練習ができなかった。
逗子のウインドサーフィン仲間が沖縄に来たので、本島北部のほうで数日間、まとまって練習をした。この時期、台風は避けられないが、見事に直撃!ただ、そこまで強くなかったので、4日間のうち私は2日間、仲間は毎日海に出ていた。

師匠と仲間からみっちり教えてもらったおかげでウインドサーフィンの理解が格別に深まった

本当は他にも、ゴルフの練習をやりたいのだが、時間がほんとない!
ウインドサーフィンもゴルフも、始めてから約2年も経つのに、ほぼ初心者状態。だらだらとやるのではなく、最初の1-2年位で一気に伸ばす方が断然その後が楽なはずなのに。時間がないというのは言い訳がだが、本当にない。しっかり計画を立ててやりこなしたい。

出張で東京に行くくらいがちょうどよい

移住した当初、二拠点生活を目指していたが、比重は沖縄のほうにかなり偏り始めている。東京に、出張で行く機会があるので、たまに都会の空気を吸う分には刺激が得られて良い。という考え方に変わった。

移住相談会に相談役として参加してみて気が付いたこと。移住者として話すことにためらいがなくなっている。沖縄の生活に浸ったことで、リアルに自分の体験を伝えられるようになった。
相談会では、良いこと・悪いことを本音で伝えたほうが、相談者のためなので、できる限りリアルに話したら、かなり有難く思ってもらえたようである。「沖縄の海を見ながらのんびりしたい。」ことを移住目的にする人はいるが、それは本当に危険です!と口酸っぱく伝えた。綺麗な海は、数カ月もしたら、旅行に来た時のような感動はどうしても減ってしまう。夢を持つのはよいことだが、現実的な目的を持っていたほうが、長い目で見てその人のためになる。

沖縄のブースは会場の端に設置されていたにもかかわらず、常に満員状態。移住を希望する人が多いことがわかる。

ちょうど、マーケの仕事の出張とも重なり、移住相談会の後は、全く別の仕事をしていた。コロナが始まって以来、初めて海外からの顧客が来日。3年前にやっていた仕事を懐かしく思いながら、精いっぱいアテンドさせてもらった。

某アメリカ大手IT企業の方たちと日本オフィスにて。

たまに、東京に来ると、東京の良さもみえる。レストランのクオリティが高いことはわかっていたが、住んでいる時は当たり前のようにたくさんあったので、そこまで実感していなかった。おしゃれな空間、繊細な味、創作力は、東京だからなんだと離れたからこそ気が付いた。


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