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『銀河鉄道の夜』春と修羅

こんにちはおつまみ猫です。
以前、大谷様の書かれたタイタニックの記事を読んでいて、アニメ映画、『銀河鉄道の夜』にメチャメチャハマったことを思い出しました。

大谷様の素敵すぎる記事はこちら↓


タイタニックって本当に色々な物語が詰まっているのですが、記事の中で、唯一の日本人乗客、細野正文氏のことが触れられています。
この細野正文氏はYMOの細野晴臣氏のお祖父様です。
そして、細野晴臣氏とタイタニックと言ったら、私の中ではもう絶対にアニメ映画『銀河鉄道の夜』が思い浮かぶ訳です。
『銀河鉄道の夜』の中に、タイタニックの沈没に関する描写があり、細野氏はアニメ映画の音楽担当だったりします。

とにかく幻想的で、それはそれは素敵な世界観で、とくにラストは秀逸なんです。
ラストは同じく宮沢賢治の『春と修羅』の朗読なんですが、映像、音楽、朗読の声、詩の言葉、すべてがピッタリ一致していて、宇宙の物悲しさや普遍的な世界観にとにかく圧倒されてしまいます。

↓以下、『春と修羅』冒頭です。
わたくしといふ現象は
仮定された有機交流電燈の
ひとつの青い照明です
(あらゆる透明な幽霊の複合体)
風景やみんなといつしよに
せはしくせはしく明滅しながら
いかにもたしかにともりつづける
因果交流電燈の
ひとつの青い照明です


宮沢賢治の世界は宇宙を思い描いてしまいますね。
みなさんは、有機交流電燈と因果交流電燈ってなんだと思いますか?
良かったらコメント欄で教えてください。

それではここまで読んでいただきありがとうございます。
また次の記事でお目にかかれるのを楽しみにしております。

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