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2022年11/12 米国CPIで円高転換⁉ 株高⁉

米国CPI指標結果でドル円暴落

米国のCPI結果でインフレ率が予想を下回ったことで
ビットコインや他のクロス円も含めドル円は大きく下落した
4時間足の200MAと25MAのクロスポイントが
典型的なデッドクロスになって1ドル138円台まで円高が進んで週を終えた。

チャネルラインと145円付近のサポートをブレイクしたのと
メディアが煽った最近のドル買いブームのせいで
新規参入した一般投資家の損切りを巻き込んで
大きな下落になったと思われる。

ドル円週足のチャートで見るとMACDは下降へ転換したように見えるが
3月以来初めて25MAにタッチして止められているので来週以降
直ぐに更なる大きな下落があるとは考えにくいが
利上げのペースによっては下降トレンドに転換していくかもしれない。
だとしても直ぐに売るのは危ないので
売るにしても日足25MAの反発が確定するなど
ハッキリした基準を持って戻り売りを狙いたいが
今回の円安がそう簡単に収まるとも思えないので注意したい。

株価は一気に楽観ムード

米株は少し前までの悲観相場が嘘のように上がっている
週のヒートマップを見てもテスラのマイナス12%は気になるが
概ね好調な展開で不調だったナスダックもWボトムがハッキリと出ていて
日足の25MAまで戻って反発するようなら短期で買いたいと思えるチャートだ。

しかし、この上昇を信じて良いのか・・・?
世界情勢を考えると、まだまだ楽観できる状況とは言い難く、
相場は状況に慣れてしまうと悪いニュースやデータに対して
反応が鈍くなってくるので新たな「最悪」が現れるまでは
比較的安定するかもしれないが、まだ油断はできないと思う。

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