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伊弉諾神宮:国産み神話の舞台を訪ねて(後編)

日本誕生、それは我々日本人にとってロマンを感じるテーマですよね。
今回は、前後編の2話に渡って日本神話における、国産み神話とその舞台となる伊弉諾神宮について語っていきます。

淡路島の観光サイトはこちら

今回は後編になります。前編はこちら

実際に回った時のエピゾードはこちら


今回は伊弉諾神宮を回りながら詳しく解説していきます。

美しさすら感じる大鳥居と参道

ゴールデンウィークの昼下がりに鳥居の前に立ちます。国産みの伝説の地にふさわしい佇まいから特別な場所である事を再認識します。

放生の神池と呼ばれる池を見つけ涼やかな気持ちになります

生命を司る御祭神に病気平癒を祈り鯉を放ち、長寿を願って亀を放つ伝統がある池です。
健康に大きな御利益がある事が想像できますね。

御祭神に祈りを捧げる拝殿です。

こちらでこれまでの感謝とこれからの無事を祈願します。
本殿は国産みの神様イザナギの御陵(お墓)の上にあり日本有数の聖地にふさわしい雰囲気を醸し出しています。

夫婦大楠 、樹齢900年 と言われる御神木です。

この大楠は、2本の木が長い年月をかけて一つに育つという珍しい育ち方をしています。
夫婦大楠は国産みの夫婦の夫婦の神霊を宿し、縁結び、夫婦円満、子宝などのご利益があると言われています。

敷き詰められた玉砂利と青空が美しい境内です

この境内にはゼロ磁場というS極とN極がぶつかり合う珍しい場所も存在します。

一つの神社にこれだけのパワースポットがあるのもすごい事ですが、この神社はそれだけではありません。

伊弉諾神宮が特別な場所である理由

伊弉諾神宮を中心にした、太陽の運行と日本各地の有名神社との関係がすごいのです。

伊弉諾神宮を中心として四方の位置に

- **真東**:伊勢神宮(皇大神宮・内宮)
- **真西**:海神神社(対馬)
- **真北**:出石神社(但馬)
- **真南**:諭鶴羽神社(淡路島)

と日本を代表する神社が位置してます。

更に太陽の日の出と日没時の方角にも

- **夏至の日出**:諏訪大社(諏訪湖)
- **夏至の日没**:出雲大社・日御碕神社
- **冬至の日出**:熊野那智大社(那智御瀧)
- **冬至の日没**:高千穂神社(宮崎県)

これまた、日本を代表する神社が位置してます。

伊弉諾神宮が出来た時代に、これらの神社の位置や太陽の位置を特定出来る技術があるかを考えるとすごく不思議な事だとわかりますよね。

この情報は神社内にある「陽の道しるべ」というモニュメントに記されています。


伊弉諾神宮の凄さに感動しつつ一礼して神社を後にします。


まとめ。


いかがでしょうか?色々な意味ですごい場所ですよね。舞台となる淡路島もすごくいい場所なので良かったら行ってみてください。
私が訪れた時の日記はこちらになります。

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