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伝統と文化を綴る日記(日龍峯寺 岐阜県関市)

日龍峯寺 岐阜県関市

神社仏閣って素晴らしいですよね。

神社仏閣の持つ、独特の雰囲気や歴史や由来、建物がとても大好きで心を惹きつけられてなりません。好きが高じてtiktokで動画投稿を行うくらい

定期的に100社以上は参拝した中で特に良かった神社を紹介して行きたいと思います。

そして今回は岐阜県関市にある大日山日龍峯寺を御紹介します。

高澤観音と称される岐阜県下で最古の寺院で、美濃西国三十三ヶ所巡りの第一番札所として知られています。

本尊は千手観音菩薩で、商売繁盛や家内安全、安産子授けなどのご利益で親しまれています。

建物についても歴史的建造物が多く

多宝塔は、約800年の歴史を持ち将軍家によって建立された唯一の建造物であり、
明治27年(1894年)に国の特別保護建造物に、昭和25年(1950年)には重要文化財に指定されました。
鎌倉時代を代表する全国でも有数の文化遺産です。

本堂については、岐阜県が指定した重要文化財で、五間四面の入母屋造り、桧皮葺きで建てられています。

この本堂は山頂の傾斜地に建立されており、前方は舞台造りで京都の清水寺に似ていることから、「美濃清水」という異名で親しまれています。

創建にまつわる伝承

仁徳天皇の時代(5世紀前半)に、飛騨の国に両面宿儺という豪族が存在していました。
両面宿儺は地元で権勢を誇り、その評判が天皇に届き、都に招かれて対面しました。帰路、美濃加茂野ケ原で休憩中に不思議な鳴き声を発する二羽の鳩を見て、高沢の峰へと飛び去るのを目撃しました。

地元の人々にその現象を尋ねたところ、「高沢の山脈には神龍が住んでおり、近郷の村人に危害を及ぼしている」とのことでした。

そこで両面宿儺はその峰に登り、大悲の陀羅尼を唱えて神龍を退散させ、その場所に寺を開創しました。

風光明媚な大自然の中にあります。

高沢山の中腹、海抜283メートルに位置し、飛騨、美濃、伊吹、養老の連山を望む絶景が広がります。

春には桜や山つづじ、夏は蛍狩りや津保川での鮎釣り、秋には紅葉と栗、松茸の味覚狩りが楽しめる自然豊かな地です。
また、高沢山山頂から奥長良美濃市に至る山道は総理府指定のハイキングコースとしても知られ、憩いの場として推奨されています。


ここのお寺は日本の文化と自然の美しさが癒合した素晴らしいお寺で是非一度行ってみてほしいです。

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