このまま、子どもと会えなくなるかもしれない…絶望と後悔が押し寄せる
何が何だか、分からなかった。
妻と子どもが自宅から消えた夜、妻からLINEが届いた。
「子どもと一緒にいます。心配しないでください」
はぁ?だ。
意味が分からない。
これは連絡しないほうがいいのか、どうすればいいのか、本当に分からなかった。
ひとまず、友人に連絡したら、こう言われた。
「まずい状況だな。子どもに会えなくなるかもしれない」
思わず絶句した。
子どもと離れるのはだけは絶対に避けなければならない。
ひとまず、気が変わるのを待てばいいのか。
とにかく、子どもと会いたい。
それだけだ。
1週間後、自宅に1通の手紙が届いた。
弁護士事務所からだ。
どうやら、妻は弁護士を雇ったらしい。
本気で離婚する気だ。
手紙の中には、自分を責め立てる文言が並んでいて、離婚を求める内容だった。
ここから2年に及ぶ闘争が始まることになる。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?