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住宅環境が鍵!冷えからくる入浴事故を防ごう

こんにちは、こんばんは、コツコツです。
暖かい日もありますが、朝晩はそれなりに冷えます。
寒くなると、注意したいのがお風呂です。
寒い時期はお風呂での事故が増えてきます。

入浴中の事故が多い特徴


時期:11月から3月
時間帯:18時から深夜1時
場所:寒冷地    
住居形態:戸建住宅
湯温:42度以上
 
以上が挙げられるようです。
場所の寒冷地とは比較的あいまいな表現ではあると思います。

都道府県別にみた「浴槽での溺死」率は
高率 ⇒ 富山県,福井県,秋田県,山形県など
低率 ⇒ 北海道,青森県,埼玉県,千葉県,宮崎県など
沖縄県はさらに低率になるとのことです。
これはあくまでも「溺死」です。
入浴中の死亡事故についての研究では、入浴に関連した死亡事例において、
「溺死」だけでなく、「心肺停止」、「心疾患」、「脳血管疾患」などの
診断名が多く見られ、実際に「溺死」という記載は比較的少ない。

栃原 裕,橋口暢子:日本の冬季における高齢者の入浴死について、
人間と生活環境 (J. Human and Living Environment), 28(2), 53/64, 2021


以上の結果を踏まえると、北海道,青森県であっても溺死率が
低いというのは「寒冷地」だけではなく「住宅環境」が
影響しているように思います。
自宅内の温度が18℃以下になることで、健康被害をもたらすようですので、
大事なのは身体が冷えないようにすることや急激な温度変化に
曝さないことだと思います。
それは暖かい所から急に寒い所へ行くことで、
血圧の急激な上昇を避けるためです。
 
冬季は特に脱衣所や浴室、夜間トイレで起きて布団から出た時などは
急激な温度変化が予測できますので、注意が必要かと思います。
 
少し話は逸れてしまいましたが、
何回かに分けてお風呂の話をさせていただきたいと思います。

最後までありがとうございました。
では、また

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