【乃東枯 夏至 初候 一】


十薬の
群れの一縷に
射す一縷
杉の間溢す
たまゆらの瑠璃

じゅうやく の
むれ の いちる に
さす いちる
すぎ の ま こぼす
たまゆら の るり

杉林の中、群生するドクダミの花に射し込んだ朝日を、。


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