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インナーチャイルドの癒し

今年に入ってから、魔女の一撃をくらって(ぎっくり腰ね)
しばらく寝たり起きたりだった時期がある。

どうせ横になっているしかできないなら
寝ながらできること何かないか、とYoutube見てたら
色々な誘導瞑想があるのを見つけて試してみることにした。

あるとき、「インナーチャイルドを癒す」という瞑想を見つけて
ちょうどいい機会なのでしっかりやってみようと思った。
インナーチャイルドを癒しましょう、というのは
スピの世界ではよく聞く言葉で、これまでにも何度か
やってみたことはあるけど正直ピンとこなかったんだよね。
そんなことして何か変わるのかな?と懐疑的だった。

私の場合は
癒されるべき傷ついたインナーチャイルドなんかいない
というより
ものすごく悲しんで傷ついたインナーチャイルドがいるけど
こんなことで癒されたり解消されるわけないよな、という
諦めみたいなものが強いんじゃないかと思っていて
実際誘導瞑想を何度かやってみた後も
別に心が震えて涙が出る、みたいな変化もなかった。

私はその寝たり起きたりの期間に
「ザ・パワー」の感謝ワークをやってたんだけど
そのときに、あれ?ってなった。

私は子供の頃、親と離れて生活していた期間があって
寂しいとか、捨てられたんじゃないか、とか
悲しいけどどうにもならない諦めとか、怒りみたいな感情が
自分のインナーチャイルドの元だとずっと感じてたのね。
だから、ワークや瞑想程度で解消するわけないじゃん
とも思ってた。

感謝ワークの中に、子供の頃の悲しかった出来事の記憶を
親の立場から見てみましょうって言う記述があって
それをやってたときに
親は私を愛してないから離したんじゃなくて
愛していたから離したんだな、と思えたんだよ。
そばにいられない、ちゃんと面倒が見られないから
大事に世話をしてくれるであろう親戚に託したんだ、と。

感動して泣いたり見たいなことは無かったけど
視点が切り替わったことにただただ驚いた
その感覚が今も印象に残っている。
想像していたのとは違うけど、これもやっぱり
インナーチャイルドが癒されたということなのかなと
受け止めている。


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