備忘録的 SRS(性別適合手術)〜PPV法にて〜その1

さて、初めてnoteを書かせていただきますあずにゃです。

今まで親交の深い一部の方々にしか伝えていませんでしたが私は所謂GID(性同一性障害)、簡単に言えばトランスジェンダー(厳密には違いますが)となります。

違和感と自覚、ホルモン補充療法と3年ほど続けてきまして今冬、いよいよオペということで、私の記録をつけさせて頂こうかなと、書きなぐっている次第でございます。

前書きはここまで

今手術2週間前を控えた12月3日から

オペについては、3年ほど前からずっと計画立てていまして、大体の予算や術式の選定などなどを詰めていました。
ただ全部が決まったのはほんの4か月前
ソフィアバンコクさんのアテンドでガモンホスピタル、PPVというのは本当についこないだ決めたばかりです。
決めてはアテンド料金とサービス、自分のしたい術式、病院のサービスと価格を総合的に判断しました。

話を今に戻して
2週間前になって本格的に渡航準備開始です

海外渡航も10年ぶりなのでキャリーケースやパスポートをいそいで手に入れたので余裕のあるうちに準備しておきたかった( ´・ω・`)

ただし患部の脱毛(10月末まで)、ホルモン補充療法停止(術前1月前)、禁酒(術前1月前)、繊維物摂取禁止(3週間前)等事前に細々とやることがあって脱毛については4月からある程度のアタリをつけて準備はしていました。
あとはアテンドのしおりに従ってやっています

私は繊維物禁止がかなり厄介で、野菜禁止海藻禁止キノコ禁止果物禁止で、ラーメンやハンバーガーなどのジャンクフードもダメ、味噌汁も満足に食べれないので、S字結腸法とPPVの人は事前に知っておきたいところですね!

さて書き忘れてましたがPPVとは何ぞや、というところ
PPV、もとい陰茎腹膜膣形成術とは陰嚢皮膚を反転し、引き出した腹膜と縫合することで膣を形成するという術式になります。
メリットとしては、結腸法と違い腸液の匂いがない、膣の深さを取れる、性感を得られる、自己潤滑能力があるというもので、反転法の後、深さが無くなった人の修正術としても用いられます。
元は膣が形成されなかった女性に膣を作る手術法として存在していましたが、最近SRSにも用いられるようになったそうです。
しかしまだ日本人でPPVを選択する人は少ないようです。

それはデメリットにも一因があるかなと。
まずダイレーションが痛いと聞きます、まだ術前なので経験したら再度書きますが人によれば泣き叫ぶほど痛いとか…しかも痛い期間が長いとかナントカ…
次に膣が収縮しやすいこと。ダイレーションが痛いからってしっかり行わないと自己治癒力で急激に収縮して深さがなくなってしまいます。痛みに耐えながら奥までダイレーターを入れるのは正直想像したくない…
価格も反転法(陰嚢皮膚移植法)と比べると高いです。
ガモンホスピタルの場合(2023年9月見積り時点)は261万円と陰嚢皮膚移植法の198万円と比べても70万程高額です。
また、アテンド会社も慎重な姿勢のところが多く、PPVのアテンドに基準を設けているところもあります。
これらデメリットを知った上でなおメリットが上回る方はPPVの選択もありなのかな、と思います。

PPV自体まだ浸透しきってなく、情報が乏しいので、これから残していく駄文が役に立てればなと思います。

また、渡航前にいくつか投稿しようかなと思いますので!
ではではー



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