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常識のない喫茶店 - 感想

僕のマリさん著のエッセイ集「常識のない喫茶店」を読んだ。
内容としてはカフェバイトあるあるなのだけれど、従業員の本音が生々しく具体的に文書化されていて、ファミレスでバイトしてた自分には共感の嵐。
バイト中、お客さんの些細な行動が気に障る瞬間は多々あったが、こんなことでイラつくなんて、自分の心は汚れていると思ってきた。でもそんなことはなかったみたい。ページを捲るたびに、著者の体験に対する笑いと、自分の精神が肯定されている感覚が得られた。
全飲食バイト経験者に読んでもらいたい一作でした。
あと、僕のマリさんの文体が好きすぎる。平易でかつ次の話への導入が上手でノンストップで読めちゃう。今後参考にしていきたいと思った。

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